おはようございます。
冬の最中、びっくりするくらい、よいお天気の連休でした。
金沢市では、3日に分けて校下別の成人式。
晴れ着に雨や雪はつらいもの、よかったね~~~。
あまりに晴れ渡ったので、金沢から富士山が見えました
…というのは冗談で、高台(大乗寺丘陵公園)から見えた面白い雲です。
一瞬で形を変えましたけど、見間違えました。
金沢と富士山の間には、日本アルプスがあるし、距離も相当離れているので、
どんなに空気が澄んでいたとしても、…ちょと無理でしょうね。
好天に誘われて、夫とドライブに出かけました。
どちらも絵に描いたような無計画人間。
どこに行こう…?
そうだねぇ…。
どこに行きたい?
そうだねぇ…。
…を何回か繰り返した後、ずいぶん遅い初詣に行くことに。
近場の神社でしめ縄を炊き上げた後、鶴来の白山比咩神社に向かいました。
比咩神社の左義長は翌日なので、
そんなに混んでいないだろうと高をくくっていましたが、神社の周りは大渋滞。
駐車場まで、長い列がアリンコの行列のごとく続いています。
どうする?
そうだねぇ…。
辞めよっか?
うん。
…ということで、無計画のくせに待つのが嫌いな二人はUターン。
途中、早めのお昼ごはんを食べ、
ガーデンセンターで梅の苗木を買ったら、もうすることがありません。
どこかでコーヒーでも飲んでいくか?
う~~ん、帰ろっか。
そうだね、コーヒーは家で飲もう。
…で、早々に帰宅してコーヒータイム。
ゆったりコーヒーを飲みながら、夫が一言、
「やっぱり家が一番落ち着くよ。」
満足そうな表情でした、インスタントのカフェオレなのに…
家が一番落ち着くと思ったのは、実は私もです。
お洒落なカフェでお洒落なコーヒーも嫌いじゃないけれど、
自分のテリトリーである自宅ほどには、リラックスできません。
自宅が一番…と言えるのは、幸せなことだと思います。
でも昔からそうだったわけではありません。
かつて夫は「帰ってきても、くつろげない!」と言い放ちました。
当時は家族4人、狭いマンションに暮らしていましたが、
子どもたちがまだ幼く、私はその世話に追われて、家を整えるどころではありませんでした。
散らかり放題の家に騒ぐ子どもに疲れきって不機嫌な妻、
1日働いて帰ってきて、自宅がこれでは、くつろげないのも今ならよくわかります。
ですが、人とは自分サイドのことしか見えないもので、
「貴方はいいわよね。1日、外に出て、人に感謝される仕事して、毎日が充実してて!」と、
私はしょっちゅう戦闘モード。
なんだか誰も幸せじゃない家庭でした。
そんな家が、一番落ち着く場所になるためには、ふたつの要素があると思います。
ひとつは空間、もうひとつは人間関係。
長くなりそうなので、次へつづく。
お正月のアレンジメントに入っていたラン、
2週間たっても瑞々しく、朝から愛嬌を振りまいております。