5m以上の距離で測定されたものを遠見視力という。距離に対する最小視角(最小分離域)を測定したものが視力となる。通常日本では、5mの距離で直径7.5mm太さ1.5mm切れ目1.5mmのランドルト環が視認できれば視角1分となり、1.0に相当する。したがって、近見視力も同じように視角で判断される。日本国内で使用される近見視力表のほとんどは30cm用であり、遠見視力表と同じように、30cmで視角1分を視認できた場合1.0となるように制作されている。
遠見視力は、5mの距離で測定することで、正視、近視の目は、理論上、無調節状態で測定することになる。遠視の場合は無限遠(5m以上)離れて測定しても調節の介入が除去できない。
一方、近見視力は30cmの距離で測定するため3D(ディオプター)の調節が必要となる。正視の場合、3Dの調節ができないものを老眼という。たとえば、3Dの近視は理論上30cmに焦点が合っていることになるから、老眼鏡を使用せずに1.0の近見視力を有しても、老眼ではないとは言えない。
また、老眼か否かは、遠見の矯正視力、近見の矯正視力の双方を測定しないと判定できない。 日本では、この矯正視力を測定することは、医療行為であり、法律で、医師、看護師、視能訓練士でなければ測定することはできない。
Wikipedia 引用
