今回はボヤきが ちと長いです。
実はオイラ 板羽皆さん原作のこの漫画のファンなのである。
いつかアニメ化されたら…と思っていただけに、実写化の話を聞いた時は感動。
でもこの話 主人公の高畑寿々男が序盤で他界し 魂の関所の裁判長の命により 猫(トラさん)の姿で1年間現世に戻り、残された家族の想いを受け止めながら、様々な経験をし、限りある時間の中で自身の魂の活き方を見つめて行く話…
寿々男の人としての姿は数シーンのみで それ以外は終始、猫なのである。
トラさんのシーンってどうやるんだ?
CGなのか 実物の猫の映像にアテレコなのかと勝手に想像していたのだが、まさかの着ぐるみ顏出し姿がメインで来るとは 
それに対しては色々と意見はあると思うが インパクトはオッケーでした
映像的な説明もあったし 段々とその容姿に慣れて来る。人の感性とは凄い物だ…。
キャストは寿々男役に北山宏光さん、奈津子役に多部未華子さん、実優役に平澤宏々路さん。原作の板羽皆さんの画風に合っていると思いました。
特に北山さんの風貌が寿々男に結構似ていてニヤついてしまった。
本編は91分。原作内容がカットされていたり設定の変更や映画としての新設定があった。原作の全てを収めるには容量オーバーなのであろう…。
でも、板羽皆さんが描いた家族愛はしっかりと根を張っており、終盤の鯛焼き食べながらの奈津子と実優の芝居からエンディングまで何度も涙が止まらなかった。
そのシーンで多部未華子さんが、いつも笑顔でいた理由を吐露する台詞と平澤宏々路さんの台詞は心に何度も刺さり、その後の北山宏光さんのストレートプレイが追い討ちをかけて来る。
完全にオイラはとどめを刺された…。
原作同様にトラ泣きさせて頂きました



そして殿(しんがり)を務めたKis-My-Ft2の
君を大好きだが心地良く沁みて来て更に涙を誘いました
ジワる

君を大好きだが心地良く沁みて来て更に涙を誘いました
ジワる

お見事です

やられました


これはこれで良い



裁判長役のバカリズムさんもいい感じだったし、ホワイテスト役の飯豊まりえさんも先日のシティーハンターの亜衣役同様に良かったです。
終映後 気持ちが暖まった。そして心の何かが浄化された様な気分になった…
久しぶりに良い映画を観れた…
今度は是非アニメで原作版のストーリーを放送して欲しいと思う…


