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 ねじれた性格を直したくて遅咲きで43歳まで奉公人の梅岩。仮に

遠くの神を信心しながら近くの心を見直し続けた。以て遠くの心を

見つけ、逆に近くの神として商人の中に哲学を見つけ直した。捨て

られぬものに馴染まず、馴染めぬものを捨てる。稲盛塾も石門心学。

 

千夜千冊全集 巻7 「男と女の資本主義」P399(短文稽古)