こんにちは!

幼少時代から20年所属していた
新興宗教を自力脱出、

人生を自分で創る人のための
「脱洗脳式」イノベーティブ行動力プログラム

城月です^^





今日は、久々に量子のお話しの続き。

【イメージと呪術】
です。

 

前回、


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量子論の【観測】と
人の持つ【イメージ】は

イコールではない

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という話しをしました。

 


スプーンが曲がるのは
不思議かも知れませんが、

その原因は調べてみないと
分かりません。

 


ただ、科学では
「反証可能性」と言って、

 

物事の理由が〇〇だ、
と主張する側が、

その根拠を示す必要が
あります。


だから、
僕にはスプーンが曲がる
理由は分からないけれど、

 

量子は関係ないだろうなと
主張しているわけです。

 


さて。

本題に戻って、

 

イメージについて
人が持っている誤解について
お話ししたいと思います。

 


イメージは人の思考に
とても大きな影響を与えます。

 

というか、そもそも人は
イメージで思考しています。


そして、
そのイメージを再現することで
現実をコントロールできるという
おまじないが生まれました。

 


J・フレイザーという民俗学者が
古今の土俗の宗教を調べて、
そのおまじないの体系が
大きく二種類に分けられると
言いました。

 


それは、
【感染呪術】と【類感呪術】

です。

 


【感染呪術】は、

藁人形相手の髪の毛を入れたり、
名前を呼ぶと相手を支配出来たり、

接触したもののつながりが
ずっと残るという考え方。


【類感呪術】は、

てるてる坊主を吊るすと晴れる
雨乞いに水を撒くと雨が降る、

ような儀式で表現すると
同様のことが起こるという考え方です。


特に【類感呪術】がそうですが、
イメージがそのまま現実になると
意識されています。

 

 

儀式とはある意味祈りですし、
願いなのですが、

 

インドのヒンズーや、
日本の神道をはじめ、様々な宗教で
効果を確約できないため
廃れていきました。


興行が大ヒットしている
「君の名は。」でも、

【感染呪術】の要素が沢山あるのですが、
(名前、組紐、口噛みの酒)

【類感呪術】の要素は少なかったです。
(神楽、聖域)

 

それだけ、今の人に与える
説得力が少ないということです。

 


昔は儀式は純粋に因果関係だと
思われていました。

 

人が子を産む生命力と
植物が繁殖する生命力は同じと
思われていました。

 

季節の巡りもそうで、
古代アステカ人が
敵の心臓を生きたまま抉って
捧げる儀式は、「春の祭り」。

 

太陽と季節が巡るのに
生命力を捧げなければならないと
考えられていたのです。


今は荒唐無稽に思われるでしょうが、
宇宙の謎は量子論が解明されても
残るだろうと思うので、

 

そうすると
人間の側の現実の捉え方が
顔を出すのです。

 

 

この呪術体系は、
『イメージが伝わるということ』

 

について人が思い描きがちな
誤解を示していると思います。
 

次回、そのお話しを

書きたいと思います^^

 



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