借金をおまとめ一本化したら、まとめた方は解約すること

多額の債務をかかえ返済が困難になる多重債務者が増加しています。

借金を返済するにはお金を生み出さないといけないのに、借金をして返済していては減るものも減らないので、一時しのぎにしかなっていないのではないでしょうか？

3社、４社と消費者金融やカードのキャッシングをして自転車操業しても、返済額が合わせたら結構な額になり、収入の殆どを返済にまわす事になります。

そして生活費がなくなる為、融資額があるところから引き出してくるといったような生活をしている。これではお先真っ暗の借金地獄生活です。

それを抜け出す為におまとめローンなどで借金を一本化して、毎月の返済額を少なくする方法があります。

おまとめしても借金の金額は変わらないのですが、多重債務者の方にとっては助かる方法だと思います。

でも借金を一本化してもまたそこから出し入れしていては同じですので、強い意志を持って返済をして下さい。

一番大事なのは、まとめたカードは解約した方がいいという事です。

おまとめローンで返済額が少なくなっても、何度も言いますが借金額は減ってはいないのです。そして多重債務に陥って借金をする傾向にある人がそんなカードを持っていればまた借金を繰り返してしまいます。それをしてしまえばもう終わりではないでしょうか。

おまとめローンをしたから生活に余裕が出来ても問題は何も解決されていません。そこからどうやって借金と向き合っていくのかが大切です。

借金癖は誰にでもなりえる可能性がある

借金癖は病気だ！

多くの人がそう思っていますが、確かにそうかもしれません。

借金をして何かを解決する事を覚えると、その選択肢以外の事を考えない人が多いと思います。だって自分が苦労しなくて解決できるんですから、これ程簡単な方法はありません。

お金を生み出す難しさは本人も理解しているのでしょう。だから借りるという労力しかいらない借金をして解決してしまう。でもその後の事なんて考えてないから、また借金をしてしまう。

そして最後には信用も無くなり借りるところも無くなり、自分の置かれている深刻な状況にやっと後悔しますが、もう楽なことしか考えない思考になっているので自分で何も解決できない。

これが借金癖というものではないでしょうか。

人はある程度の信用があれば簡単に借金は可能です。しかし安易に借金をしてしまうと、誰でも借金癖になりえる可能性は高いです。

そうならない為には、借金をする前によく考えることが大切です。

借金を抱えている方、この先の借金完済までのビジョンは見えていますか？

収入と支出のバランスが保てていなければ、かなり辛い生活ですよね。

何の為に生きてるのか？いつこんな生活が終わるのか？

こんな事ばかり考えて、仕事にも集中できない日々を送っているのではないでしょうか。

厳しい言い方をすれば、借金の原因は自己責任の部分が大きいので仕方の無い事です。そして一般的な社会の常識として、「借りたものは、返さないといけない。」のです。

だから皆さん頑張っていらっしゃる。

でも、そのモチベーションが切れかかってる人も中にはいるでしょう。

それでしたら一人で悩む事は早めに止めにして相談しましょう。

今では借金についての無料相談を行っている法律事務所などはたくさんあります。

借金についての相談となると人は躊躇しがちですが、早く何らかの手を打つ事も大切ですよ。