恐らく産まれた時からずっと。
家族でカリフォルニアに住んでいた頃以外はずっと。

お正月の過ごし方は決まっている。

本日は元旦について。

元旦は朝…というか昼頃(そこはルーズ)までに
家族四人でお節とお雑煮で新年の挨拶と食事をしたあと、
東小金井の父方の実家へ。

母はここで着いた瞬間に私と妹を従えて、
畳でもないのにカーペットの地面に正座して座り、
三指をついて、
「明けまして…昨年はお世話に…本年もどうぞ…」
とやらねば気がすまない。

恐らく彼女的には本心では、
全員でお互いに同じことをやりたいぐらいなのでしょうが、
もちろんそんな空気はなく、
現在は(祖父は他界しているので)祖母のみ何となく
しょぼしょぼしながら相手してくれる。

そして次。
父と四人で祖父を始め御先祖さまの眠る仏壇へ。
順番にご挨拶&お参り…。
ちょっぴりおねだり…じゃなくてお祈り…?
今日は元旦なのでフンパツして(?)

私も妹もお線香を一度に二本ずつライトアップ(←表現マチガイ)

とまぁ、これが終わらぬとそれ以外の何事も始められない。

因みに、父は決して長男ではなく三人兄姉弟の弟。
代わりに(?)母は長女。

そして父の兄一家、(長男一家には)
このうちと同様の一連の流れ動作は一切存在しない。

つまり…これは…
父の実家で起きていることだけど、
意外と全て母の貫きたい正統派の(?)こだわりのお正月。
父はそれに合わせてる感じ。
もちろん悪い気はしないのでしょうし。
単純に、母に対してすごいな~と思う。


子供の頃から。中学生になっても。高校・大学を卒業しても、

私達姉妹が社会人になっても…
この元旦の過ごし方のスタイルはずっと変わらない。
私達が結婚するまで。
先に結婚したほうから、1抜け、
ダンナの実家方式に従うことが最優先に求められるようになるに違いない。


正直、私は…意外とそろそろ…
そうなっても悪くないのではないかと、
楽しみにしてたりもする。
核家族的に小さなのじゃなくてちょっぴり面食いくらいに

親戚一同集まってしまう感じのでも。
嫁・姑・小姑騒動が勃発するのかもしれないけど(笑)
大切な人の家族は、大切に思える気がする。


家族四人で過ごす度に最近とても思う。
いずれ自分の、my own family が欲しい。と。
年末年始は特にそれを感じる時期だったりする。