先日(2024年2月18日)、我々ABERFELDYは、
待望の4曲入りEP 「ABERFELDY」のレコーディングを終えました。
初めてのレコーディングは、わからない事も多く、特に歌い終わった後にリアクションを待っている時間は、(うわぁ…こわいわぁ…)と思うに充分な緊張感を醸し出していました。
そんな努力の結晶である1st EPに魁まして、民明書房が発行しているバンド専門誌、
『激!爆音・極六苦魂(
民明書房って事は、
前回に引き続き、リーダーでメインボーカルのD-
前回の記事はこちらから!
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遂に待望の1st EP を完成させた、ABERFELDY。
結成一年という節目の年に何を思うのか。
公開に先駆け今作に込めた思い、
バンドの今後の展望と野望…
そして家系ラーメンへの思い語ってもらうべく、
リーダーであり、メインボーカルのD-悟へ
他媒体よりもいち早く独占インタビューを敢行。
知られざるABERFELDYの正体に迫ります。
「ABERFELDYはじまりの曲」
俺)今回のEPに収録されている4曲は、どれも表情が違うようで根っこの部分は芯として強い一貫性が感じられますね。
D-悟)ありがとうございます。メンバー皆でバンドをスタートさせるときに、まずはテーマやコンセプトがあった方が良いなと思いました。
これまで明確に言語化してきていませんでしたが、
「BARで知り合った仲間でバンドを組んで曲を作り、それを世に出す。」
というルーツがあるので、作詞段階ではテーマとなる酒言葉やカクテル言葉を題材にしたものがあります。
また、最近、Gt.大輝に聞いた言葉ですけど「パラレルキャリア」っていう概念があって、Google先生曰く
「本業を持ちながら、第二の活動をすること。」って出てくるんですね。
ABERFELDYを通じて活動が出来ているので、そういう「志を持った人」や「やってみたいなっていう人たち」が増えたら面白いなと思っています。
だから一貫性があるように感じてもらえるのかもしれません。
俺)それぞれの曲で、D-悟さんがこだわった部分はどんなところですか?
D-悟)これはバンド全体ではなく、個人としての話ですよね?
今の時点で曲順がどうなってるのか分からないので順不同ですけど。
RePool
Gt.大輝の曲で、ωが歌詞とメロを創ってくれました。
なのでこの曲に関しては自分がやってきたバンドの中では初めて「作詞」という行為をしていない曲になりました。
これからそういう曲はどんどん増えていくと思いますけど、曲のイメージを自分なりに想像して、自分が歌うところで割り振られた部分の歌いまわしに関しては自分なりの解釈を入れて歌おうという拘りがありましたね。
自分で作詞している部分やメロをつけたりする時は自分でイメージが既にあるので新しい感覚でした。
カリスマの憂鬱【Ⅰ】
Gt.福ちゃんの曲で、僕が歌詞を書いて、メロは福ちゃんと相談しながら創りました。
今回の4曲のうちカリスマの憂鬱【Ⅰ】と反旗【Ⅱ】は、世界線上では繋がってる物語として歌詞を書き、ナンバリングしているのは、時系列です。
簡単に言えば独裁者とレジスタンスの物語です。それぞれお酒では「オールド・ファッションド」と「キューバリブレ(ラムコーク)」をテーマにしています。
歌としては、地声感のあるデスボイスともシャウトとも捉えられるようなミドルな音域でのBメロは3人でやっているので聴き応えがあると思います。
ラスサビ前のラップパートも良いです、今までラップやってきてなかったんですけど、やりたいなって思いました。かっこいいので聴いてください。
反旗【Ⅱ】
Gt.大輝の曲です。こちらは英詞でいきたいなと思って作っていたら、作詞先行であとからメロがついてきた感じで癖がすごいので、他の人は歌いづらいと思いますから、
ライブでは飛び跳ねてほしい曲です。
この曲もカリスマの憂鬱【Ⅰ】と同様に3人ボーカルが活きている・・・なぜならば、まず一人では歌いきることは不可能な構成になってますからスタジオで合わせるときにもボーカル陣はヘトヘトになっています。
歌詞としては、こちらがレジスタンス側で「キューバリブレ」をイメージしています。
実際に起きた戦争とは関係ないのでチェ・ゲバラとも関係はないです。ゲームのFARCRY6をやっていたので、それは個人的にイメージしてたかもしれないですね。
シェリースカイ
Gt.福ちゃんの曲で、introかっこいいですよね。
キーが高いので苦労しました。
歌詞は割とすんなり創ることが出来たのはお酒をイメージしていたこともあり、BARに一人で来られた女性の内心をイメージしています。
シェリー酒に込められた意味で「今夜はあなたにすべてを捧げます。」というのがあるらしいのですが、歌詞では「今宵もお酒にすべてを捧げよう」となっています。
Ba.学に歌詞のイメージを伝えてBARでフラメンコ・ローザを出してもらい味わいながらストーリーを創りました。抽象的な歌詞もありますけどイメージを膨らませて聴いてみてほしいです。
今回の4曲はゴールではなく「ABERFELDYはじまりの曲」でもあるので、最初は自分が率先してイメージを見せられるようにしていこうと思い、コンセプト構築には結構時間を使いました。それも拘りかな。
俺)なるほど、リーダー、メインボーカルとしての責務は重大ですからね。素晴らしいです。
あんかけ焼きそばみたいな(笑)
俺)産みの苦しみをメンバー全員で乗り越えた4曲、全部に思い入れがあると思いますが、強いていうならばどの曲が特に強いですか?
D-悟)この4曲の中で言えば「シェリースカイ」ですかね。
好きと思い入れではちょっと意味合いが違うのもありますけど、如何せんキーが高くてメンバーからも無理しないでと言われ心配されていました。
なんとかして届かせて歌えるようにしたいからとボーカル皆でボイトレ発声したり、個人的に背中や体幹の筋肉が弱いからジムで鍛えたり色々と動きました。
レコーディングではなんとか範疇に収まるように出来たのかと思いますが、完全にムリだったらABERFELDYを自主脱退しようかと思ってました。
なんとかなって良かったです。努力を続けていこうと思えた曲ということで思い入れがあります。
俺)ありがとうございます、ここまでのこだわりを持っているバンドって、メンバー間の熱量を維持するのが大変そうですが、その変はどうなんですか?人数も7人の大所帯ですから難しそうです。
D-悟)その「変」ですか?
D-悟)変わり者の集まりである事とメンバー皆、僕よりもモチベーションコントロールが上手な気がしてますね。
音楽性は元々バラバラなところから集まっているので音楽性の違いで解散とか揉めたりっていうのは無さそうですし。
ボーカルチーム・楽器隊・リズム隊・スタッフチームのようにいくつかのチームにおいて兼任していたりするので情報共有を行いながら上手に組織運営していけるのではないかな、と希望してます。
D-悟)だから、やっぱまだ結成1年だけどその初々しさからの勢いもあるんで。
現時点の日本で最も熱いバンドじゃないですかね?
俺)出来立ての、あんかけ焼きそばみたいな(笑)
家系も、バンドも、『勝ったやつが本物』ってことですね
俺)ABERFELDYのメンバーにとって、お酒と並んでガソリンと称される『ラーメン』に関してなんですが、D-悟さんはよく食べるんですか?
D-悟)あ~皆、麺フェルディとか言ってInstagramのアバ飯にアップしてますよね。
正直言ってあんまり食べる方ではないですね。
今回のレコーディングも手伝ってくれた昔やっていたウォッカっていうバンドのギタリスト蒼紫(あおし)に連れられて背油だくだくのラーメンを夜中2時に行ったんですけど、かなりつらかったですね。
おまけにその蒼紫、店の前で嗚咽してたし。
俺)じゃあその時のトラウマから、あんまり好きじゃない?
D-悟)いや、今のはちょっと思い出しただけで、好きは好きですよ。あんまり行かないなっていうだけです。近所にあるラーメン屋さんはたまに行きますよ。
俺)良かった、嫌いって訳でもないんですね。
俺)特に根強い信者が多い、家系ラーメンに付いてなんですがセントラルキッチンでスープを炊いてる系に付いてどう思いますか?
D-悟)別に良いんじゃないですか。美味しいかどうかが問題なので神田にあるわいずとか好きですし。
最近全然行ってないですね、行こうかな。
そんな拘りがあるわけじゃないですけど、やっぱりちゃんと仕事してるなっていうところは美味しく感じますよね。変なちっこい白いもんが浮かんでたりすると萎えますね。やる気ないなって。
俺)ウズラね、王道家と同じこと言ってる(笑)
D-悟)え、王道家ってラーメン屋の名前?
俺)アキバのノアから帰る時に看板を毎回見てたじゃないすか!
D-悟)行ったことないからわかんないけど、イライラしてんの?笑いながら怒ってるみたいになってるよ
俺)そうそう(笑)海苔がスープの湯気ですでにふやけてるとか、向こう側見えるくらい薄いとか(笑)こういう家系まがいには法規制が望まれます!
D-悟)まぁ気持ちは分かるけど落ち着いてね。おれにはマジでよくわからないんですけど。
俺)あー…むずかしいっすね。なんかルーツは一緒っぽいんですが。
でも確かに山岡家が近所にある家は勝ち組ですよ。
D-悟)あー山岡家はたしかにおいしいよね。
俺)つまり家系も、バンドも、『勝ったやつが本物』ってことですね!
D-悟)それ、採用。
過去にも未来にもあり得ない音楽って感じ
俺)D-悟さんと家系の話でもりあがれてよかったです(笑)
ますます1st EPの公開が楽しみになりました。
D-悟)音楽の話、最後に無理やりくっつけてたよね。
俺)これは『ゴールではない』とおっしゃっていましたが、スタートラインにたったABERFELDYの今後の展望や、野望があればお聞きしたいです。
D-悟)展望・野望というと華やかですが、他人が聴けば無謀に感じるようなキャパシティーの箱でライブしたいですね。
2023年の年末にメンバーとスタッフも集まって全アバ会という決起会を行ったんですけど、みんな思い思いに話してくれて、その中でも大人数集客するっていうことは一つのテーマとしてありました。
まぁもちろん大きな目標に向かって、これからボトムアップしていく必要があります、曲の配信、ライブハウスのブッキング、広告、グッズ、企画、撮影、等々。
他メンバー各位の活動も並行しているので時間や予算も気を配っていかないといけないですが、サポートしてくれる人たちがメンバー・スタッフ合わせて9名以外にも沢山いてくれてありがたいです。
日本国内・海外を含めてもこの世に存在しないバンドっていうのを目指していきたいです。
過去にも未来にもあり得ない音楽って感じが良いですね。まだまだ突き詰められると思うので、これからの活動を見てほしいです。
俺)すごいですね。しかしサポートしてくれる方を含めて9名いれば、
文殊の知恵がジャスト3個分ですから、絶対に叶えられると思いますよ!
D-悟)すごい他人事っぽく言ってるけど、伶くんも頼むよ。
俺)ギターの福ちゃんと演者を務めているyoutubeチャンネルも、野望の一つなのでしょうか。
D-悟)アバ霊ちゃんねるはそうですね。
ABERFELDYを知ってもらいたいというのと集客チャネルのひとつになったらなという思いはあります。
もちろん心霊YouTubeだけが好きだよっていう方もいると思うのでそれはそれなんですけど、とにかく露出を上げていかないとなという思いがありました。
心霊スポット題材にしたのは後悔してます。もう戻れないですが。良かったらそちらも見てくださいね。
俺)メンバーの伶が別ユニットとして
『モウモウバイブス・220(トゥトゥラブ)』を結成していますが、どうお考えですか。
D-悟)どんな活動をしていくのか?っていうのは細かく知っているわけではないですけど応援してます。
歌ってみた系ですかね?オリジナルもやるの?
何せよ、メンバー自身も色々な活動に動き出せている現状はすごくうれしいことです。
AVのタイトルにも無さそうな斬新なユニット名ですね。あったら買っちゃいそうです。
俺)メンバーの一人が牛乳好きだからみたいですよ。
D-悟)伶くん、おっ●い好きだもんね。イボイボち●ぽタイムストップってお勧めしてくれたもんね。
俺)そうですね、丑年なんで。うっしっし(笑)
D-悟)うますぎて牧草(笑)
俺)モゥ~大変(笑)
D-悟)グッズがあれば、カウしかないね(笑)
俺) (真顔で足を高く組みながら)あれ?調子悪いですか?
ライブも体感しに来てください
俺)最後にこれから1st EP 『ABERFELDY』で衝撃を受ける世界の皆さんへ何か一言あればお願いします。
D-悟)ここまで読んでくれた方なら、一回はABERFELDYの楽曲を聴いていただけると思いますので、その調子で是非ライブも体感しに来てください。待ってます。
俺)今日はありがとうございました。
今後、ますます目が離せなくなるABERFELDYの活躍が楽しみです!
以上、Vo.D-悟さんでした。
かつてはバンドを組んでおり、そこから十数年後にBARで知り合った最高のメンツと再びバンドサウンドを追い求めた、ラーメン好きなボーカル魂は圧巻でしたね!
次は、噂のセンベロギタリストことGt.福ちゃんの多彩な楽曲を生み出すルーツなども含めたインタビューです!
お楽しみに!!
1st EP 『ABERFELDY』
収録曲
1:シェリースカイ
2:カリスマの憂鬱【I】
3:反旗【II】
4:RePooL
ポップでダークで、メロディアス!
俺達の音は、シングルモルトじゃ終わらない。
話題のジャンルレス究極ミクスチャーバンド、ABERFELDYの1st EP堂々完成!
近日公開!
追記:いろいろあって書きづらくなってしまいアップするのが遅くなってしまいました。でも、ネガティブにばかり目を向けるのではなくありがたいことに、いいねをくれる優しい人達や、『読んでます』って直接言ってくれる人が多くなって来たんで、心機一転頑張っていこうかと思います。『読んでます』の人達全員がアメブロに登録して直接いいね!してくれるその日まで俺たちの戦いは終わりません。(人間は欲深いのです。)はい、おしまい!