世間には腸活という言葉があるそうで、腸内環境を整えるのが大事だと言われているみたいです。


20〜30年前でしょうか、勤めていた会社が経営危機に陥り、賞与が出なくなったことがあり、独り暮らしが困難となって実家に戻ったことがありました。


実家戻るとお袋が食事を用意してくれるので、少し聞きかじった情報を元に夕食に納豆を出してもらうことをお願いして半年ほど続けると、会社の健康診断の血液検査で中性脂肪が基準値内に収まっていることに気付きました。


その時は、夕食の納豆は効果あるなぁと認識したわけですが、賞与が少ないながらも出るようになったのをきっかけに、結婚して自分たちで食事を用意するようになるとその効果は忘れ去ってました。


その後は、納豆のことを忘れて過ごし、不健康な生活を続けていましたが、健康上の大きな悩みはお腹を下しがちになり、どこに行くにしてもトイレを探すのが大事な作業となってましたし、仕事中も頻度高くトイレに座ってました。


仕事を辞めたあとも、車で移動中に、コンビニを探し回り、綺麗なトイレを探すのを日課としていましたが、コロナ禍でローソンがトイレの貸し出しを止めて、出掛けるのが地獄となりました。(笑)


トイレの前で、使えない現実を突き付けられると絶望しますからね。(笑)


引き籠もりに邁進するきっかけとなりました。(笑)


納豆のことがどこで出てくるかですが、家庭の事情で、自分が食事の用意をしなくてはならなくなったのが、2年ほど前のことになります。


食に関心が薄い夫婦なので、取り敢えず作るのが面倒にならない夕食献立を考え、ほば毎日同じものを食べるようにしたのです。


その中に昔の知識と経験から納豆とキムチを入れて食べ続けたら、出掛けるたびにトイレを探す状況から一変して、トイレを全く気にしていない自分に気付きました。


急にお腹が痛くなることもなく、便も緩くならなく、任意のタイミングで用を足せるようになりました。


腸内環境がなにやら改善したみたいです。


中性脂肪がどうなったかは健康診断を受けていないので分かりませんが、腸内環境を整えて、トイレの心配がなくなるとこんなに心豊かになるということを知っていたら、現役時代に食事を気をつけていたら良かったなぁと思います。


なんやかんやとストレスに弱い体質のようで、気をつけていたら、もう少し良い仕事ができたかも知れないなぁと無駄に思う今があります。


まぁ、死ぬまで、納豆とキムチは続けたいと思う今日この頃です。