久し振りに将棋プレミアムのことを書いてみる。


以前は、藤井聡太竜王の対局のたびに中継が途切れる事態が発生して笑い話のネタにしていた将棋プレミアムですが、王将戦の七番勝負の中継を無事に終え、来年のタイトル戦まで見ることは無いだろうと思っていたところに新銀河戦なるものが始まりました。


実は、始まるのは知ってましたが、今日まで忘れていて、今朝対局のアーカイブを見させてもらいました。


この新銀河戦は、フィッシャールールによる対局で、30分前後で結果が出る超早指し戦の上、女流棋士も多数参戦していて、羽生善治永世七冠対室谷由紀女流三段とか、渡辺明名人対清水市代女流七段とか、普通だったら絶対観戦できなさそうな対局が実現してます。


昭和の時代だったら、名人やタイトル経験者が女流棋士と対局する企画なんて提案もできなかったでしょうね。


藤井聡太竜王も引退が決まった田中寅彦九段と対局していて、形勢1対99の絶体絶命の状況からから田中寅彦九段の反則で勝つという苦戦をしていました。


藤井聡太竜王は、ABEMAのフィッシャールールだと優勝しかしてないですけど、この内容を見ると早指し戦の不得意感はますます増してますね。


そうそう女流棋士と棋士の対局で、やっぱり1回戦を女流棋士が勝ち上がるのは、難しいかと思って、杉本昌隆八段と山根ことみ女流二段の対局を見ると、山根ことみ女流二段の完勝でした。


局後インタビューで、何やら呆然とした表情の山根ことみ女流二段が可愛かったです。


次は、藤井聡太竜王との対局となり、これも楽しみな一局となりました。


藤井聡太竜王は早指しは苦手ですから(決めつけるな!)、師匠をいなした山根ことみ女流二段にも十分チャンスはありそうです。


大抵は藤井聡太竜王を応援しているのですが、この対局は山根ことみ女流二段を全力応援です。


なんか面白そうな棋戦です。


伊藤かりんちゃんのMCも良いですしね。