湯灌には、10分ほど遅れて到着。
母の姉は、子沢山だったので身内がいっぱい。子供が6人とその連れ合い、孫が12人と何人かはその連れ合い、ひ孫が8人、そして地元の親戚で広いお家は人で溢れてました。
母は、知ってる顔を見つけては、喜び、悲しい席とは思っていないようでした。
湯灌の母の順番がきて、姉の顔を見てから、誰の葬儀かわからなくなりました。
久しぶりに会う(多分、6~7年ぶり)母の姉は、すっかり小さくなって、母の母にそっくりになってました。
このあたりから、記憶が全く続かなくなり、ある意味いつもの母でした。
母の記憶にある姉と顔が変わっていたことで、誰の葬儀か混乱し始め、また自分の母にそっくりだったことから、「おばあちゃんの葬儀」になっていきました。
人ごみで、不安も出てきたのか、私の後について歩いてました。
私は、母の後ろを歩こうとしたので、立ち往生することもありました(笑)
葬儀の会場へ行く前に、ホテルを見つけなければなりませんでした。
駅前で、旅館を見つけ、宿泊は確保したのですが、ここでまた教訓!!
エレベーターがなく、階段が急で狭かったのです。
お部屋に入れば、トイレはあるものの、後付だったようで、高さ20cmの段差あり。。。
やはりHPのないようなところは、情報不足なので、遠慮すべきでした。
会場まで5分だったので、便利と思ったのですが、交通の便は良くても、泊まり心地は悪くて失敗。
私一人だったら、なんとか我慢できましたが、母には大変な思いをさせてしまいました。
そうそう、お風呂もユニットバスのみだったので、母は入れず。。。大浴場ありでなければなりませんね。
教訓:ホテルは情報収集をしっかりするべし!!少々遠くても、泊まり心地の良いところを選ぶべし!
ホテルで喪服に着替えて、会場へ。
先ほど会った人たちに「あら~~久しぶり!」と感動のご対面(爆)
皆さん、母に合わせてくれるので、会場入りして、私も少しほっとしました。
お待ちかねの夕食。
目に前は、大皿料理で、好きなだけ取り分けて食べてよいシステムです。
目の前にあるものは、自分のものと思うのか、直箸してしまいます。ちゃんと取り分けてあげているんですけどね~大皿のほうがお好きみたいです。
食べ終わって、私がトイレに行っている間に、「私食べてないの~」ともう1度食べそうになりました。伯母の一人が私に教えてくれて、セーフ(^^ゞ
ようやっとお通夜が始まったら、写真に向かって、「あの写真、私にそっくり。びっくりだわ~」と大きな声で話し始めました。。。
これが何回も続くので、まわりに申し訳なかったです。
「あの写真は誰?」と私が逆に聞くと、「△жさん(母のお姑さんの名前)」と答えてくれました。
お姑さんは、強烈な印象を母に残したようです。
お年よりの女性の名前を聞くと、ほとんどお姑さんの名前を言います。
男の人は、なぜかボーイフレンドのNさんの名前。
強烈な出会いは、今の母の脳にもインプットされるのですね。
通夜振る舞いで、同じ介護を経験しているいとこたちと話すことが出来ました。
この話しは、長くなったので(3)で。
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