「SEIKO JAZZ2」コンサートの興奮冷めやらぬ翌日の月曜日。
聖子ちゃん出演の映画「家族のレシピ」を、伏見ミリオン座まで鑑賞しに行ってきました。
仕事を終え、20時50分からのレイトショーへ。
実は「SEIKO JAZZ2」のコンサート中、聖子ちゃんからこんなビックリ発言があったのです。
なんと、
「昨晩名古屋に到着したら、“家族のレシピ”上映に間に合ったので映画を見てきました〜♡」
何ですって!?
「えーーーーーっ‼︎」
と、一斉にどよめく会場。
「どこに見に行ったのー?」
という問いかけには
「伏見ミリオン座」
と答えてくれました。
知ってたら絶対行ったのにー!
(心の叫び)
というわけで、聖子ちゃんが行った2日後の同じ時間帯に、私も行ってみることにしたのです。
映画館は伏見駅すぐ。
館内に入りますと、1階に受付、ロビー、カフェスペース、売店があります。
可愛い雑貨が陳列されていたり、ポスターが貼ってあったり、お洒落でサブカルチャーな雰囲気の佇まい。
「家族のレシピ」は、座席数67席のこじんまりしたお部屋で上映されていました。
聖子ちゃんが訪れた日も、このスクリーンで上映していたようです。
映画チケットの購入時に、勇気を振り絞って店員さんに
「先週の土曜日に松田聖子さんがいらっしゃったそうですが、どのあたりに座られていたかご存知ないですか?」
と聞いてみました。
すると
「さぁ、そこまでは分かりませんが当日は5名ほどだったので、恐らく入り口近くの後方だと思いますよ。」
と親切なアドバイスが。
「きっと聖子ちゃんはここに座っていたに違いない!」
という席を直感で見定めて、映画を鑑賞♡
映画の内容は、
・斎藤工さん演じる主人公が、亡き母の日記帳を頼りに母の故郷シンガポールを訪れる。
・シンガポールを訪れた主人公は、料理を通して、過去に断絶していた祖母と母の融和を図り、家族を再構築していく。
といったストーリー。
シンガポールと日本…、それぞれの国民的フードであるバクテーとラーメンを組み合わせた「ラーメンテー」の創作により、父母、祖母そして主人公が初めてひとつの家族となっていきます。
聖子ちゃんは、主人公の真人にシンガポールを案内する、現地在住のフードブロガーという重要な役どころ。
劇中、真人にシンガポール料理を丁寧に説明したり、時に上手くいかず落ち込む真人を優しく慰めたり、家に招いて息子と一緒に家庭料理を振舞ったり…。
至極ナチュラルな演技で映画に溶け込みつつも、聖子ちゃんがスクリーンに登場すると、パアッと画面が明るくなり、そしてどこかホッとする…、そんな華を添える効果をもたらしていたように思います。
また聖子ちゃんは、シンガポール人である主人公の母のナレーションも務めていました。
劇中の美しく優しかった母の面影と聖子ちゃんの声がぴったり合い、切ない気持ちに。
映画のクライマックスでは、思わず涙腺が緩んでしまいます…。
また、出演者は実力派ばかりでどんどんストーリーに引き込まれてしまう。
加えて、出てくる料理の美味しそうなこと!
見ていると、何だかお腹が空いてきてしまう(笑)
良かったです。
私は普段映画は観ず、また一人で映画館に行くのも初めてでしたが、素直に「映画っていいなぁ!」と思えました。
また他の作品も観に行こう!