鉄郎念願の新宿・末廣亭へ行ってきました。
開場は11:40〜
昼の部 12:00〜16:15
夜の部 16:30〜20:30
全席自由。入替なし
大人3000円、小学生は2200円。
まずは伊勢丹のデパ地下で丸政の天むす弁当を買い、11:10くらいに末廣亭へ到着。
コロナ規制が緩和され、飲食しながら観覧できるようになりましたでも禁煙禁酒です
チケット売り場の木戸が開くのは11:40なのですが、もう十数人が並んでいます。
最後尾に加わり並んでいると、みるみるうちに列は長くなり...
子供は鉄郎しかいなかったけど、意外にも若い人(20〜40代くらい)が多かったです。
昼の部から始終、椅子席はほぼ満席でした。
この日は、西新宿で芸協まつりが行われていて、
噺家さんも、そちらと掛け持ちで出演している方が多く、
夜の部は、お客さんも芸協まつりからそのまま流れて来た方も多かったですよ
その合間にもお仕事が入っているという噺家さんもいて
夜の部で「今日は3度目の高座で...」と仰っている方もちらほら。
でもそこはプロ
「疲れてるけど、妙なハイテンションですよ〜」だそうで
まったく疲れなど感じさせない見事な高座でした。
私は今まで、テレビやCD、本、Youtubeでしか落語を観たことがありませんでしたが
寄席はぜんぜん違う
ライブの方が何百倍も楽しいです
やっぱり生の舞台ならではの臨場感と、
お客と演者との一期一会のやりとりが作り出す面白さというのは、言葉では説明できないですね。
まぁ、面白くない方もちょっとはいましたが
漫談あり、コントあり、講談あり、マジックあり、紙切りあり(鉄郎は紙切りもやってもらいました)
持ち時間は1人15分で、次々と様々な演者が出てくるので、飽きません。
私も久しぶりに心の底から笑いました
最初、本当に鉄郎が長時間も落語を聞いていられるのか?疑問だったので、
とりあえず昼の部は全部観るけど、
「もう帰る」と言ったら途中で退散する予定だったのですが...
一度も「帰る」とは言わず、なんと「夜の部まで観る」と。
ならば、母も付き合いましょう。
さすがに全部観ると遅くなるので、夜の部の中入り(休憩)まで観ようということになり、
末廣亭にいた時間、実に(中入りの時間を差し引いて)
6時間!!
でもね、本当に楽しかったんですよ
できることなら、私も最後まで居たかった
夜の部には、笑点で観たことのあるねづっちさんが出演していて、
お客のお題に答えてくれるという得意の即興をやってくれたんです。
鉄郎はすかさず手を上げて、出したお題は
「通勤ラッシュ」
ねづっちさん
通勤ラッシュとかけて、パソコンと解く。
その心は?
ドットコム(どっと混む)‼️
さすがです👍
落語の演目は、知っている話もわりとありましたが、
演者によってアレンジされているので、1つとして同じではなく
あぁこの人はこういう風に演じるのだなと、すごく勉強になりました。
というのも、私もスタンダードの曲を演奏するので、
スタンダードを自分のものにするって、大変な修行とセンスが必要だとわかるからです。
私なんてまだまだ前座だわ...と思い知りました。
さて、翌日。
持ち帰ったパンフレットを見ていた鉄郎が、
売店で扇子売ってるよ!これ欲しい!
うん、隣に座ってたお姉さんが持ってたよ。
お土産売り場に、湯飲みとか手ぬぐいもあったよ。
で、なんで扇子が欲しいの?
これ使って、学校で落語をやるんだよ!!
....マジか
ライトアップされた末廣亭も、風情がありますね。
また今度は、夏休みに昼夜ぶっ通しでお邪魔します!!