心理療法で学んだ
見えない心についての紐解きや

仏教で説かれる
人間の本当の姿や
いつどうなるか分からない無常の世界で
どうしたら変わらない幸せになれるのか
ブッダの智慧を知り
日々の生活でお役に立てたら嬉しいです


前回の続き
「仏説父母恩重経」(ふぼおんじゅうきょう)
父母の恩の重きこと、天の極まりなきが如し

をお伝えします


  かいたいしゅご
①懐胎守護の恩
 りんしょうじゅく
②臨生受苦の恩
 しょうじぼうゆう
③生子忘憂の恩
 にゅうほよういく
④乳哺養育の恩
 えかんしゅうしつ
⑤廻乾就湿の恩
 せんかんふじょう
⑥洗潅不浄の恩
 えんくとかん
⑦嚥苦吐甘の恩
 いぞうあくごう
⑧為造悪業の恩
 おんぎょうおくねん
⑨遠行憶念の恩
 くきょうれんみん
⑩究竟憐愍の恩



⑤廻乾就湿の恩
子どもがオネショをして
布団をぬらすと母は冷たく
なった所に自分が休み(就湿)
自分が寝ていた温かい所へ
子どもを寝かす(廻乾)




「水の如き霜の夜にも
氷の如き雪の暁にも
乾ける処に子を廻し
湿りし処に己臥す」



言葉から伝わるイメージが
とても強く
親の心をありありと
表現されているなぁうーん
思った言葉です


寒くないだろうか
熱くないだろうか
眩しくないだろうか
苦しくないだろうか
気持ち悪くないだろうか



嫌なことを減らして
楽しいことを与えたい
そんな親心を感じます



言葉を発しない
自分で動けない
どうしたら
心地よいのか…
分からないからこそ
余計に表情から
読み取ろうと
顔を覗き込んだ
のを思い出します



自分のことは後で
子どもを優先する
それが自分の幸せでもある
ありがたいことですおねがい










ご覧いただきありがとうございました照れ

ブッダの教えは2600年前から全く変わりません。時代や場所、人により変わることのない教えを軸に明るい人生を一緒に手に入れましょうニコニコ