心理療法で学んだ
見えない心についての紐解きや

仏教で説かれる
人間の本当の姿や
いつどうなるか分からない無常の世界で
どうしたら変わらない幸せになれるのか
ブッダの智慧を知り
日々の生活でお役に立てたら嬉しいです


前回の続き
「仏説父母恩重経」(ふぼおんじゅうきょう)
父母の恩の重きこと、天の極まりなきが如し

をお伝えします


  かいたいしゅご
①懐胎守護の恩
 りんしょうじゅく
②臨生受苦の恩
 しょうじぼうゆう
③生子忘憂の恩
 にゅうほよういく
④乳哺養育の恩
 えかんしゅうしつ
⑤廻乾就湿の恩
 せんかんふじょう
⑥洗潅不浄の恩
 えんくとかん
⑦嚥苦吐甘の恩
 いぞうあくごう
⑧為造悪業の恩
 おんぎょうおくねん
⑨遠行憶念の恩
 くきょうれんみん
⑩究竟憐愍の恩



④乳哺養育の恩
暖かい母の胸で
命の糧を頂いたご恩




母乳は最初は薄く
子供の成長に適合して
次第に濃くなっていくと言われます
自然の法則の妙ですね


初めての出産の後
最初の衝撃はこの授乳の大変さ
なのでは…と思います
それぞれの違いは大きいと
思いますが
一般的には3時間おきの授乳
その後グッスリと
眠ってくれれば
有難いのですが
マニュアル通りには
いかないことが多いのが
世の常


眠いのに眠れない大変さは
この時が一番だったと
思い出されます


自分以外の命を預かる責任と
成長の嬉しさ
何とも表現が難しい
表裏一体の感覚を
思い出します


「乳を噛む
 子を叱りつつ 歯をかぞえ」



光景が目に浮かびます








ご覧いただきありがとうございました照れ

ブッダの教えは2600年前から全く変わりません。時代や場所、人により変わることのない教えを軸に明るい人生を一緒に手に入れましょうニコニコ