昨日は、三重県津市にある実家へ
一人で電車で帰ってきました。
子どもが生まれてから、
帰る時は家族みんなで、
又は、子どもと一緒にだったので
自分一人で帰るのは
初めてだったかも。
母でもなく
妻でもなく
嫁でもなく
ただ娘として
父と母と過ごす数時間。
なんとなく心は甘えて
ゆっくり癒されました＾＾
元気で居てくれることが
私にとっての何よりの宝物。
実家には、
亡き祖母の短歌が
飾られています。
何十年も短歌を詠んでいた祖母・・
この見慣れた句は
何かの賞をもらって
飾っていたはず。
麦ふみし 土の温りも なかりけり
畑は舗装道路とかはりぬ
という句で、
今日改めて眺めてみると・・
以前とは違う感じ方があり
涙が込み上げてきました。
(感動してよく泣くので、
ママは泣き虫と娘に言われてます)
前は、なんとなく・・
時の移ろいや
道路に変わってしまった淋しさを
感じていましたが
今日は「土の温もり」という言葉に
きっと、祖母が家族と体験したであろう
皆で声を掛けあったり
力を合わせたりしながら
畑で汗を流して
体を動かしたこと
笑顔になったり
疲れたりもしながら
感じた土の温もり
家族の温もり
そんな祖母が居た昔の情景が
躍動するように目に浮かんで・・
あぁ、祖母はその様な体験をして
だからあんなに愛情ゆたかに
私にも伝え続けてくれたし
生き方としてもみせて
受け継いでくれたものがあるんだと
込み上げるものがありました。
祖母への感謝と愛情を
また感じました。
おばあちゃん、ありがとう・・
いつでも、心の中で
会話できるような気がしています。
本当は、祖母のことを
もっと書きたかったけど
句のことでいっぱいになりましたので、
今日はここまで。
いつか、また祖母のことを
語りたいと思います。
おばあちゃんっ子だったんで＾＾
しかし、私という同じ人間が
同じ句を見ても
感じ取ることが
変化するのが面白いですね！
だから、発信も
見る人によって
または、見るタイミングによっても
受け取るものも
読み取るものも
違うんだよね～っということを
改めて感じました。
以前の私は、
書いた文章から、意図せぬ方に
誤解されると恐いなと
思ったことがあります。
でも、感じ方に正解はないし
読者さんの自由♡
そして、
思わぬご感想に
こちらも気付かせて頂いたり
勉強させてもらえることがあるので
いろんな感じ方があるのは
むしろ面白くて
素晴らしいことですね。
その時その時感じたことを
大胆に発信していきましょっ♡＾＾
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