ホテルは高幡不動尊の近く。

いい眺めですねー。


いざお参りへ!



自分の意識がすこーし変わったように思うのは


この碑に、以前より想いを馳せることができたこと。

勿論、土方さんや近藤さん本人が建立したものじゃない。

誰がどんな想いで創り、無事日の目を見るまでにどんな事があったのか。それこそが「歴史」なのではないかと思ったのです。

「史実」を「歴史」にするには別の力が必要なのだ。そしてその「歴史」に学ぶ事が大事なのではないかと、今回しみじみ感じました。


ご朱印もばっちり頂戴しました。

大迫力の不動明王様、大好きです。


奥殿の資料に新しく土方さんのご遺体をどうしたかについて記したものがありました。


帯刀…

立ち姿…


土方さんもそうして欲しかったはず。

駄目だ、もう資料で泣けてくる。


はい、新選組のショップ池田屋さんにも行ってきました!これまで何となく避けていたTシャツ購入。夏の間機嫌良くお仕事するために!

許可を頂いて撮影しております。


で、「土方歳三資料館」へ!

やったーーー!


館長さんのお話が、アツい!

刺さる!

嬉しかった!


「身の丈にあった形で…」と言われていたのが印象的でした。


そうですよね。


身の丈にあった、と言うことは

自分の身の丈を知っていると言うこと。

自分が何者であるのか

自分の市場価値を正しく理解すること

過少も過大も良くない。


うん、大事だ!!


閑話休題


勿論買うよね。


息子が

「中身も確かめずに〜」

と言いましたが…


息子よ、館長さんの話を聞いていたかね?

ここにある資料のすべての解説…

いや解説以上のものがこの本の中に書いてあるのだよ。


豊玉発句集の全ての句

和泉守兼定の細かな細工と傷


買うでしょ。


いつかお習字で豊玉発句集を書いてみたいな


お!ウィッシュリストに追加項目ができた!


土方さんが幼少の砌に相撲の鉄砲をした土方家の大黒柱で作った梁も撫でてきた!

豊玉庵に一句おいてきた!

オリジナルマステがすごい!


満足!!

お邪魔しました!!


そして最後の最後に石田寺へ。

お墓を撮影するわけにはいかないので。


以前資料館で、土方歳三さんのお墓を日野に…の経緯やパネルを見せてもらいました。


そりゃ…


戻りたいよね

戻してあげたいよね


家族の愛だなぁ…と。


ここは土方歳三さんと家族の

とっても神聖な場所。


迷惑かけちゃだめです。

お邪魔してごめんなさい!!



ああ楽しかった!

息子がいつまで私と一緒に旅行に行ってくれるのかわからないけど

本当に本当に楽しかった!

幸せ!

こんな時間をありがとう、と誰に感謝すれば良いのか。


でも願わくば…


また行きたいな!

(*^^*)

アンビリーバボーの放送終了後、即飛行機とホテルの予約!

土方さんの身体の一部にお目にかかれる事なんて、この先ない!

後悔はしたくない。

行きたかったなー…って言うのは嫌だ!

今しかなーい!


お金ないけどね。


そんなわけで、怒涛の年度末と転勤と入学とのバタバタの日々を

ミュージカル「薄桜鬼 真改 土方歳三篇」神戸公演のチケットと、

日野旅行の予定が

私を支えてくれていたのです。

その間に、きっちり映画「名探偵コナン 100万ドルの五稜星」も観て、もはや謎の春の土方まつり。シール集めたら白いお皿もらえるかもねー。


で、行ってきました。

飛行機からリムジンバスで新宿。そこから日野駅。


個人的ミッション1

八坂神社で御朱印帳と御朱印を頂く。もちろんお参りする。


丁度御朱印帳1冊終わったところだったので、折角ならば八坂神社で!と思っていたのです。日野についたら一番にお参りしたかったし。

意外と信心深い。

そして頂いた御朱印帳も御朱印も

かっこいいーー!

Σ(゚∀゚ノ)ノ



満足!



で、同じくマストだったのが

井上源三郎資料館。

なんと奇跡の開館日!

囲炉裏が素敵でした!


ここでライターだか研究者だか知らない年配の男性が、解説してくださる方に

「色々調べるが井上源三郎に関する事が残ってない。エピソードがない。何かないか?」

と質問されてました。私が耳にしただけで

「エピソードがない(つまらない、的なニュアンス)」を何度連呼したことか。


ご子孫を前に何を言うか。


やかましいわ

(# ゚Д゚)


大きくて有名なエピソードもないのに新選組隊士として幹部達を支えて信頼されて愛されていた事実こそが、井上源三郎さんの最大のエピソードだろうに。

強いから怖いから力があるから、と言うのではなくて、心の安寧として慕われていた事が何故わからないか。

所謂、行間を読む とか 歴史に学ぶ とかいうのはそういう事じゃないのか。

取材する前に、想いを馳せるという作業をしなくちゃ、つまらない結果しか出ない。


何処のどなたかは存じませんが

「つまらん男やなー」

と、思いました。


閑話休題


そうこうしながら佐藤彦五郎記念館へ整理券をいただきに。

午後近かったし正直諦めていたのですが

なんと17:00の券を頂きました!


旅の1日の締め括りに……

なんという僥倖


安心して日野宿本陣へ。


この場所が好きです。


ガイドさんが教えてくれたのですが

市村鉄之助の詳細について地元新聞紙が初めて報じてから3ヶ月後に土方さんの遺髪が初めて公開されたとのこと。

偶然なんでしょうけどね。

この少年たちがいなければ遺髪も写真も届くことがなかった。

その功績だけは讃えてあげなくては。

土方さんもきっとそう望んでいるはず✨


ふと隣の息子を見て思う

「え このときの市村鉄之助と同い年やん」


えー…あんた…

函館で「僕も土方さんと戦って死にます」って言える?

託された物を函館から日野まで命がけで届けられる?

すごく生々しく感じました。


ただ、土方さんが


この子達を死なせてはいけない

この子達に想いを託そう


そう思った気持ちは物凄くリアルに理解できる気がしたのです。

帰宅後息子に

「蝦夷で土方さんに託されたら、あんた日野まで行ける?」

と聞いてみたところ真剣な面持ちで「うん」と頷いておりました。

息子も息子なりに、ありったけの想像力でその立場に身を置いてみたのでしょう。

いい顔してました。

それだけで日野まで行った甲斐があった。


そして新選組のふるさと資料館


さすが市立。

新選組がかっこいい、だけで終わらず、残された日野の人々の暮らしや歩みについての資料や掲示があって、新選組のその先にある人達の功績について及ばずながら触れることができました。

近藤さんも土方さんも、新選組かっこいい!ってだけじゃなくて、そこへ目を向けて労ったり思いを馳せられたりすることを願ってると思うんですよね。


そしていざ佐藤彦五郎記念館へ!


いや、近い近い!何処やねんw

日も暮れかけた。

17時ですからねw


ショップはお外。

ハンドメイド誠シュシュ購入。

即身に着けました、が…

忘れてたけど、私相当気合の入った髪飾りしてたんだった(笑)

重ね付け!


待ち受けにしたらご利益ありそうなw


遺髪については…もう言葉もありません。

涙ぽろぽろです。


沖田総司の「山南兄」の手紙も泣けるのですが


今回は遺髪を前に、退室時には親子で手を合わせて帰りました。


館内でね、遺髪を見て

(,,゚Д゚)

ってなった瞬間に

さっきのシュシュとくるみボタンのヘアゴムがスルッと落ちたんですよ。


慌てて拾い上げましたけど。

不思議なタイミングでした。


息子は

「われ、日野佐藤に対し、何ひとつ、恥ずるべきことなきゆえ、どうかご安心を」

の文言と、眼の前の遺髪にグッと来たそうです。


土方さん、鉄之助くん、息子にこんな感動体験を有難うございます。



そうして取り敢えずホテルへ。

高幡不動尊前。

バスの中で、

「健康ランド的なお風呂に行きたい」

ですって。


ヽ(゚∀。)ノヒャー


ほないこか。

いざ「お風呂の王様」へ。

息子初岩盤浴ー。


そんなこんなの1日目でした!

公演前に布引ハーブ園にあがりました。


楽しい🎶

ラベンダーがやっぱりいい匂い!

ハンドクリームを買って帰りました。

こまむぐ総司も心なしか良い表情。



ここから神戸に行こうと思ったら

ちょっとした大掛かりなドライブですのよ。

帰りはヒッチハイカーさんをちょっとだけお乗せしました。彼の無事を祈りつつ。




坊っちゃん団子ソフトがとけるー!

天気が良くて穏やかな気持ちでしまなみ海道を走りました。


帰りに息子が

「車洗う?洗車機入れる?仕上げに拭くんは(僕が)やるけん。」

と言ってくれて、凄く嬉しかった。

いや、高速でバシバシ音がするほど小虫がぶち当たってきて正面が虫の死骸だらけではあったのですがw

それでも気にしてくれてることが嬉しかった。


テリオスももっとマメに洗ってあげれば良かった…。

テリオスも私も一生懸命走ってて、そんな余裕なかったよ。

一緒に一生懸命走ってくれたお陰で、

元気な良い子に育ってくれてるよ。あほうやけどねー。

テリオスありがとうね。

息子もねー、ありがとうねー。


そんなわけで

薄ミュは観劇だけにあらず。

その前後の道中も含めて一大イベント。

それが私のミュージカル薄桜鬼なのです。