相変わらずだ。
何もかもいい方には向かな い
スマホが鳴るのが嫌で、電源を切ったままでいる。
心配も優しさも私を救うことはないから、誰とも話したくなかった。
気力のない私の上にやらなくちゃいけないことだけが降り積もっていく。
そんな時にサトコから連絡があった。いつだって死にたがっている彼女といると本当に死んでしまいたくなる。
同じ不幸を感じているわけではないが、同じ方向に救いを見出しているから彼女といるのは居心地が良い。生きることは辛くて悲しくて貧しくて暑くて寒くて痛い。
いろんな値上がりのニュースを見るたびに生きていけないと感じて、体の真ん中に冷たい水が流れていくような感じがする。
仕事をしようと色々探して見たものの、連絡がつかなかったり無駄足になってばかり。
たまたまなのだろうけど人と会話するたび冷たさや温度のなさを感じていて、こちらの善意や熱を奪われていく。何をしても損をしたと感じるばかり。
この自分の体に折り重なったやらなきゃいけないこと全部逃げ出してしまって、静止した時間の中で何も感じることなく終わってしまいたい。
もう名前を呼ばれたくないし、見られたくもない。責任も使命も期待も重たいばかり。やりがいや希望なんて一つも感じられない。