遡ってブログ配信してま~す
2018年10月
出雲國神仏霊場巡り 第16番
須我神社
和歌発祥 日本初の宮
須佐之男命(スサノオノミコト)と
櫛稲田比売命(イナダヒメ)
ヤマタノオロチを退治してこの地に至り
「吾が御心清々し」
とおっしやつて宮造りをなさった
「吾此地に来まして、我が心須賀須賀し」
から この地を「須我」と呼ぶようになった
美しい雲が立ち上がるのを見て
「八雲立つ 出雲八重垣 妻籠めに 八重垣つくる その八重垣を」
日本初 和歌詠んだ(三十一文字)
(やくもたつ いずも やえがき つまごみに やえがきつくる そのやえがきを)
スサノオノミコト と
妻の クシナダヒメが祀っておられる
本当に 空と雲が吸い込まれそうなぐらい美しい
夫婦松
この池は
川中三湯の一つとして
温泉のわく池(薬効美容の温泉)でありました
この温泉で須佐之男命は長旅の疲れを癒され
奇稲田姫命はその美肌を磨かれたと伝えられております
水中に松が自生しているのは珍しく
しかも一つの下部から男松と女松が生じているのは他に例がない
縁結びの夫婦松である
奥の宮
本社から車で15分ぐらい山道を走らせると
須我神社 奥宮の入り口が見えてまいります
古来より本社と奥宮との二宮言詣りをされる方が多いとか
本社の授与所で祈願の札を受けて
願い事を書いてご祈念され、奥宮で願を結んで納札します
毎月ー日と十五日に祈願札を下げてご祈祷されます
初穂料は千円
奥宮には、大小三つの巨岩の岩倉があり
その2つ巨岩は須佐之男命(スサノオノミコト)
と櫛稲田比売命(クシナダヒメ)
寄り添うように並んでおります
その傍らに二神の子である
清之湯山主三名狭漏彦八島野命
(スガノユヤマヌシミナサロヒコヤマノミコト)
の神霊が鎮まっておられます
良縁結び 夫婦円満 子授けの御利益があります
剣守
正義の剣をもって諸悪を切り鎮める
「悪切」の神様としての御神徳があります
縁結びの御神徳もありますので
ここで毎年 縁結び 御祈祷をお願いしております