悩んだ末、決めたことは、
何としても胚盤胞で凍結し、
着床前診断をし、
その中で残った正常胚だけを、アメリカに移管して移植する
という事です。
先月からピルを飲み始め、生理を調整。
メールで転院先と連絡を取りながら、生理2日目に来院できるように、航空券を購入しました。
もう前院には凍結精子がなく、新たに受精卵を作るには、もう一度旦那さんに来てもらうしかありません。
今回、10/5に半期に一度の航空券のセールがあり、10/14出発予定でしたが、頑張って待ち、毎日売り切れるのが心配で、何度も旅行会社に連絡を入れて確認。。
そしてセール当日に、とっても安く購入する事ができました!
往復デルタ、行きはエコノミー、帰りはプレミアムセレクトという二段階アップグレードした席で、$1360でした!
旦那さんは私の1週間後に日本に来れば間に合うので、10/21発で、同じデルタの戻りだけ良い席で、$1160でした!
安く買えて本当にラッキーでした!
エコノミーでの往復は、びっくりするくらい安く、$760くらいで、一瞬迷いましたが、結局はいつもの値段で二段階アップグレードの席で帰る、というチケットに!
私の旦那さんは、私が去年の3月の流産後、子作りをストップ。きっと、初めて、子供を持つ、という事が現実的になったんだと思います。
助産婦さんの前で、ホッとしたように、"今僕たちに出来なくてラッキーだったよ、これからもっと話し合って、本当に子供がいるかどうか、考えよう。"と言いました。
それから自然でタイミングを取ろうとすると、コンドームを必ず付け、避妊。。。
仕方なく、体外受精をしたい、と言いましたが、それ以前に、子供を持つ事に猛反対。
当初の理由は、お金がかかるから。老後の生活がなくなるから、でした。
いくらあれば、子供を作っても良いのか、聞いたら、学生ローンがあるから、月に15万、私が働いて、ローンが終わるまで子供に費やして欲しい、とのこと。
私は必死で引っ越してきて間もないフロリダで、引き続きピアノ講師をしようとウェブサイトを作ったり、紹介して頂いたりしながら、日本出発までに月15万ぴったりの収入源を確保しました。
旦那の分の航空券を購入、IVFを試したい、と長い置き手紙を書いて日本へ先に来ました。
旦那は幸いにも来てくれたので、無事に体外受精をする事ができ、精子も凍結してもらう事ができました。
しかし、今では、
子供が欲しくない理由は、障害児が産まれたら人生が破滅するから、と言われました。。。
ダウン症とかは産まれる前にわかりますが、彼が心配しているのは、産まれてきたからの、自閉症やサイコパスのことだそうです。
彼のお父様の再婚相手の子供が、もう40歳になりますが、ずっとぬいぐるみで遊んでいるような知能障害があるそうで、仕事もしていないそうです。
その子を例にあげ、産まれてくるまでわからないような障害を持った子が産まれてくる可能性があるのに、どうして子供が欲しいのか?と言われました。
私は、もしそうだとしても、自分の子だし、大切に育てる、と言っても聞かず、、、。
私も高齢なので、リスクが大きいとのこと。
今回、日本で最後に採卵したいから、一緒に来て欲しい、とお願いしましたが、返事はノー。私の親が応援してくれてる、と言っても、親に謝っておいて、と一言言い放ちました。
仕方なく、去年と同じように手紙を書き、日本へ。
航空券と共においてきました。
日本へ着いた日の夜は転院先に直行し、血液検査をしました。そして採卵周期に入るため、ブセレキュアを夜、噴射。
そして、翌日の朝、ブセレキュアを噴射する直前に、旦那さんから長いメールが来ました。
旦那さんは、行かないから、このリスキーな注射を辞めて欲しい、とのことでした。
そして、来年1/8に締め切りの大きなプロジェクトがあるから、それまではバケーションは取れない、との事でした。
とりあえず、ブセレキュアの時間が30分も過ぎてしまったので、急いで噴射。
病院へ向かいました。
その日は病院で注射をさる日だったので、診察室に呼ばれ、看護師さんが注射を用意している間、質問をしました。
旦那さんが来れなそうなんですけど、卵子凍結は出来ますか?それとも、移植の方が良いですか?と聞きました。
すると看護師さんは、先生に聞いてからですね、ということで、先に診察をすることに。
昨日とは違う先生でしたが、ハッキリ言ってくださいました。
旦那さんが来ないとわかっているなら、卵子凍結はやめた方が良い。
そういうわけで、急遽採卵はやめることになり、前院へ戻り、移植周期へ変更しました。
当日だったのにも関わらず、最終時間に何とか予約を入れて下さり、1時間くらい待ちましたが、診察して頂けました。
他院に行ったこと、正直に話をし、ブセレキュアも2回噴射してあります、と伝えました。
先生は、なんだ〜、来るならメールくれれば良かったのに〜!と温かく迎えてくれましたが、心は罪悪感でいっぱい。。。
その場で、エストラーナをトイレで貼ってきて!と言われ、今回は急ぐので3枚ずつ貼ることになりました。次の診察(6日後)までに内膜が8mmあれば移植できます、とのこと。今現在は4mmだそうです。プレマリンも開始。
そして、6日後の診察では、内膜が12.1mmもありました!涙
移植出来ると言われ、ルトラールを開始。
移植当日、2つの胚を見せてくれました。
凍結していた胚は4日目のもので、解凍して1日培養。1つは細かい桑実胚で、上の方だけコンパクションが始まっていました。そしてもう1つは、桑実胚にもなっていないような、、でも成長はしてるとのこと。。 とにかく両方とも、5日目で胚盤胞には達していませんでした。
2つの胚を戻してくれ、仲良しの若い看護師さんの彼氏の話を聞いたりして、その場で30分。
その後、車椅子で移動して、ベッドで1時間爆睡しました。
移植は10/26の土曜日でしたが、10/25は母の誕生日でした。母も一緒に祈ってくれました。
10/29の飛行機で帰るのですが、先生は、10/27-28あたりで着床するでしょう、とのこと。
こんな状態で成長が遅い胚を移植しましたが、お腹の中で頑張って急成長してくれると良いです。
そして、今回旦那さんが来たかどうか。。。
結果的には来ませんでした。
最後まで信じていましたが、アメリカ時間の搭乗日の夜に、航空券を購入した旅行代理店から連絡があり、旦那様が搭乗されていません、と、連絡がありました。仕事でどうしても来れなくなった、と謝り、私の運命はどうなるんだろう、とショックが大きかったです。
でも彼は、離婚はしたくないらしく、それは愛があるからか、面倒だからか、わかりませんが、今回の彼の決断が、答えなんじゃないかな、と思いました。
でも、まだ諦め切れないです。
旦那さんの幸せを祈っていきたいと思います。