国債増刷が狙いです | 2030年のセカイをつくろう~from 大磯

国債増刷が狙いです

 今日はニュース2連投です。
こちらは国内の出来事、というより茶番劇です。竜雷太そっくりな亀井静香ちゃん、本当の狙いは郵政民営化の反動、反小泉ではないかもしれません。



 一見、「民業圧迫」とか「金持ち優遇策」とか考えてしまいますが、このニュースを聞いて、静香ちゃんのめざす事が少し見えてきました。ボケたふりの寝癖スタイルで「しょうもないおじさん」という素振りを見せていますが、結構一貫しているかもしれません。さすが東大法学部。幾らでも褒め殺ししますよ。

 目指しているもの、それは「国債の引受先の確保」、もう少し言えば、「国債の増刷を可能にする事」なのではないでしょうか。日本の経済が本格的に回復するのはまだ先の事であり、税収は期待出来ません。かといってこんな時期に増税をすれば、景気の芽を摘む事になるでしょう。そう考えるとカンフル剤としての「実弾」を作るには、やはり国債になるのでしょう(本当はこんなの短絡的であり、財務省のエラいお役人は仕事していないことになります)。

 財政は厳しいものの、米国とは異なり、日本の国債は国内でのみ買い支えられています。バブル以降の不良債権処理での公的資金投入という弱みもあり、国内の金融機関がその買い手となります。低金利政策は国債の金利負担を抑えることで、結局、国自身にとって恩恵があります。
 今後の国債発行については、海外の格付機関(S&P)が今年の1月26日に日本の国債の格付けをネガティブに引き下げており、以前より難しい環境となっています。少し体力のある金融機関は、格付の下がった債券にリスクに見合った金利が付いていないようでは、わざわざ国債での資金運用には興味はありません。そうなると、ダブつくことになります。当然の事ながら日銀は国債を引き受けません(=法的に禁止されています)。残りの手段はジョーカーとなりますが、郵便局を国営化して、国債の引き受け手にしてしまう事です。

 預金者+預金額が増えれば、その分多くの国債を間接的に買ってくれる事になります。そうすると、中小の金融機関を敵に回すことなど大した問題ではなく、増刷に向けた空き枠が出来上がり、国債を発行してもダブつかないというサイクルが構築できるという、大きな成果が期待できます。
 こうした仕組み造りを、敢えて悪役の振りをしながら請け負ってくれる静香ちゃんに対して、政府・民主党から批難の声等上がるはずがありません。

 片棒を担がされている人には自覚がありません。「民間の銀行には倒産がありますが、国営化した郵便局は安全ですよ」というふれこみで老人にオレオレ詐欺をしているようなものです。
本当にこんな事で良いのでしょうか。