1日入院すれば治るだろうと思い月曜日には退院出来ると思い込んでいました。
ところがです!翌朝病室のベットで目が覚めると昨夜と同じくらいの激痛が来ました。
痛み止めの注射を打ってもらうと、10秒程度で痛みがなくなるのと、体がフワッと空中に浮いたような
気持ちがしていい気分と心地よい眠気がやってきます。
はっきり言って麻薬みたいな感じですね。
2~3時間はまったく痛みはなく、またまた治ったと勘違いするのですが、やはり激痛と言う地獄の痛みがやってきます。
点滴で抗生剤を大量に入れてなんとか持ちこたえてる状況だったのでが
激痛→痛み止め→激痛を何度か繰り返しても治る気配全く無しでした。
入院をあと一日伸ばして見て治ったら仕事に復帰しようと言う考えがまだありましたね。
火曜日になりその希望も打ち砕かれました。
痛みが全然引かないので、意を決して先生に「参りました、もう切ってください!」とお願いした時です
先生の顔がにっこりして嬉しそうです。
やはり外科の先生は切るのが大好きですね。
「じゃあ明日早速切りましょう」っと言う事でオペの日も即効で決まりましたよ。
手術当日、手術室までは車椅子で移動しい自分で手術台に乗るときの気分はモルモット状態、これをまな板の上の鯉状態っていうのですかね
麻酔医が今から「麻酔かけますよー」っと言ったので麻酔に反発して絶対に眠らないつもりで試してみましたが、「あ~気持ちいいー」っと思った瞬間から全く覚えていませんね
気がつくと「終わりましたよー」っと起こされました。手術室の時計を見たらなんと1時間半も立っているではないですか、びっくりです!自分では2~3分程度眠っていたような気がするのですが、恐るべし全身麻酔です。
先生が言うには癒着がひどくはがすのにかなり時間がかかったそうです。
実際に見せてもらったのですが、まるで腫瘍のかたまりでした。
病室に戻り、麻酔が効いているので痛くありません。
でしたので、早速点滴をガラガラ引きずりながら外に出タバコタイムして来ましたよ
次の日の朝、やはり痛みで目が覚めて痛み止めの注射の連発を繰り返しです。
でも、痛みの種類が昨日までとは違って腹痛でなく傷口の痛なので、くしゃみや、咳をするともう最悪でした。
結局1週間近く病院で過ごしいろいろな事を考えさせられましたね
外科病棟だったので、いろいろな患者さんがおられました。
僕なんかは本当に幸せだなっと思いましたよ、どうしてかって言うとここの病棟から生きて帰れない
方が多かったのを目の当たりにしたのと、その患者さんたちと話す機会があったのですが精神的に参っている方が多かった気がします。
現在の医療ではどうしようもないことなのだそうです。
今回の入院で失ったもの、2月の仕事を出来なくなりキャンセルさせていただきました。
売上も40万程度ダウンです。
でも、それ以上に生きて帰れる事等、この入院生活で得たものの方が大きかった気がします。
退院して思う事は、やはり人間は健康が第一ですね。
暴飲暴食は控える事を決めた今日このごろです!
ではこのへんで!