海老名泰葉さん
婚約破棄から
元婚約者をこき下ろすような下ネタシリーズ
自称弟分の達也くんシリーズ
今は 大御所俳優の暴露シリーズ
父親の隠し子話まで
自分への注目を集めるために
撒き散らかさずにいられない貴女、
そんな貴女は見たくない と
貴女を大切に思い
貴女を失いたくない と願う
そんな存在は誰ひとり
居ないのでしょうかねぇ。
人の精神状態が乱れていくのを見るのは
私は イヤです。
(イヤならやめれば?) ハイハイ、
イトコちゃん然りですが
もう1人、もう何十年も前になりますが
実家で入信していた宗教のお寺さん絡みの
知り合いで気さくな青年でした。
まだ小学生だった私も宗教はともかく
お寺の鼓笛隊に入り
母について習い事感覚でしたが
その青年は鼓笛隊の子供達とも遊んだり
お世話係のような存在で
いつもジョーダン言ったり
優しい人でした。
鼓笛隊時代から十数年経ち
私ももうお寺さんには出入りしなくなった頃
ある日 母から
「◯◯くん、最近なんかおかしいみたいだよ」
と聞かされ どういうことかと思ったら
仕事の関係で親しい人の
借金の保証人になっていたが
その人が夜逃げしてしまい
◯◯さんが借金を負わされることになった
という事態に見舞われたらしく、
どんなふうにおかしくなってしまったのか
母がお寺の人から聞いた話では
「宗教に対してこれまでも真面目には
取り組む人だったけど
今は真面目というより
、妄信的で顔つきも変わり別人みたい」
だと。
小学生時代からしばらく会っていない
私ながらにも
(裏切られた悲しみ悔しさから
そんなに変わってしまったのか あの人が)
と 信じられない気持ち半分、お気の毒に
感じたのを覚えています。
その頃 ◯◯さんには家族
小さな娘さんもお二人いましたから。
その後しばらくして
◯◯さんが実家へ訪れる機会があり
その頃 私も実家で仕事をしていたので
会えました。
聞いていた話がひと目で分かりました。
顔つき、目が釣りあがり
口元は笑っていても
決して目は笑わない
話をしていても相手を見ず
あらぬ方向へ視点が泳ぎ
懐かしい昔話もそこそこに
「信心をもっとしなければ!
宗教を広める活動を頑張りましょう!」
(だれだ このひと…)
私は 目の前のこの人が
一体 誰なのか
あの気さくな優しい◯◯さんと
話している感覚を
持てませんでした。
(もう昔のあのお兄さんには
二度と会えない ってことなのか…⁈)
くらい 衝撃を受けました。
ですが 支えてくれる家族もある、
ながく信心を続けてきて
周囲にも力になってくれる存在も
きっとあるだろう、
心配だけど なんとか立ち直って欲しいなぁ
と 願うしかできませんでした。
それからどれほど後か、
「◯◯くん 自殺したって」
母から聞かされました。
立ち直りには
向かえませんでした。
残された奥さんもお寺の関係の人で
鼓笛隊の世話係のおねえさんでした。
お葬儀で会えたとき、奥さんは
だいぶ成長した私との再会に
ニッコリしながら喜んでくれましたが
疲労と 重い悲しみが
垣間見えました。
奥さんのかげには娘さんが2人
赤ちゃんの頃しか知らない
大人しそうなお姉ちゃんと
活発そうな妹ちゃん が並んでいました。
「おばちゃんのことなんて分からないよね、
お母さんと仲良しだったんだよ」
と 挨拶したら2人とも恥ずかしそうに
ニッコリしてくれたのも覚えています。
お父さんのことを
この幼い娘たちが
どんなふうに受け止めているのか、
アタマをよぎり 涙が溢れそうでした。
人が変わる
それを目の当たりに見た人には
分かると思います。
人間の脳や神経が
いかに不完全なものか。
ときにいとも簡単に
その機能が狂わされてしまうか。
機能が狂えば 人生も狂い
尊い命さえ 落とすこともあるということを。
私がもし 青年の妻であっても
救えなかったかもしれない。
けれど いまこれから 自分の目の前の
大切な人は 絶対に失いたくない。
大切な人を苦しめる 敵 を見つけ
必ず やっつけてやる
◯◯さんには 裏切り という傷を
心につけられる出来事が起こったのが
引き金だったかもしれない。
ただ 出来事が起こらなくても
脳や心の機能がままならない人もいる。
その人は 責められる のではなく
救わなければならない人
その人を大切に思う誰かが。
人の精神状態が壊れつつあるのを
見るのはイヤ と言いましたが
その周囲で面白がっているような
人の神経も心配ですねぇ。
いかんせん 面白がられることを
ご本人がわざわざ収益を見込み
煽るという異常事態なので
悲壮感が低いことが一番の問題でしょうか。
少なくとも 責める側にまわる人員は
これ以上増えなくてもいい
…んじゃないかなぁ〜
ねえ。
つづく。
