さあ、来年には元の生活に戻れるように打ち合わせをしましょう。
ご主人の相手は信用保証協会。手強いよ。
原則として法人代表者以外の連帯保証人は不要、担保がなくても可能。
この原則で融資してくれれば一家離散や自殺は減るだろうな。
国が銀行を保護するために作った借金取り立ての専門会社。
別名、財務省の天下り会社。
税金だから返せよって言うけど、高い保証料取ってるじゃん。
巨額な借金返済に追われて保証人も破産をするケースが多い。
しかし破産処理を任せっきりにしちゃうからダメなんだ。
弁護士や司法書士は免責許可の書類を作るのが仕事。
債務者の悩みや不安を解決してくれるのはTVドラマだけ。
自己破産が仕事先に知れたら、近所に知れたら、子供の学校に知れたら、
預貯金はどうなる、家は・・・・・。
ご主人は典型的な真面目サラリーマン。昭和の給料宅配人だね。
弁護士先生たちに任せる前に、片づけておくことがあるよ。
弁護士や司法書士の先生方が “したらダメ”ってことをするんだ。
それも合法的にね。
保証協会に対するシナリオ。
ご主人が連帯保証人になったことを奥さんは知らなかった。
夫婦間に深刻な溝ができてしまった。
家庭維持が困難な事態になった。
ご主人は近くのワンルームマンションに引っ越した。
ご主人は住民票をマンションに移した。
かなりの出費だけど後日、兄さんから取り戻せる。
住民票は早めに移転手続きをしてください。
まずここまで。