バスケ論~長崎から~

バスケ論~長崎から~

バスケ馬鹿の独り言

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長崎にはまだ馴染みがない「アカデミー」の活動意義を考える。

2020年7月から長崎市、12月から大村市において小中学生の育成活動をしているが改めてそのメリットを確認したい。

バスケットの「塾」と言えばイメージしやすいと思う。
部活動では物足りず、もっと上手くなりたいというプレイヤーの為の鍛練の場である。

自主練習もできるし、ゲームの実戦の中に身を置くこともできる。
他校のメンバーと刺激し合うこともできるし、自分に何が足りないか気付くヒントを得る事もできる。


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各クラスのメリットとして

・中学生クラス
シュート練習は反復が重要である。何万回と撃つ事でフォームが固まり、シュート力が身に付いてくる。
更に、ゲームを繰り返す事で実戦的なシュートタイミング、シュートバリエーションが養われる。
中学の部活動ではこのシューティングに掛ける時間がとれないのが現状である。

中学生には中1問題、中2問題、中3問題というのがある。

中1では上級生の下で中々プレイタイムが得られず、1年間上達する機会を失ってしまうというもの。
中2は日々の練習がマンネリ化してしまい、モチベーションを保つ事に苦慮する状態。
中3は6月で多くのプレイヤーが引退となり、9ヶ月間バスケができる環境が無いという事。

これらは全てプレイヤーのキャリアアップにとってマイナス要因である。

フープアカデミーではプレイヤー全員に平等にチャンスが与えられ、
各種クリニックや交流戦、カップ戦、社会人リーグ戦など絶えず刺激があり、
部活引退後もプレイ、ゲーム出場の機会を確保できる。
受験勉強も週1回リフレッシュがある方がかえって勉強に集中出来ると言える。


・ミニバスクラス
小学生の年代で様々なステップ、リズム感、ドリブル力、ハンドリング力を身に着ける事がその後プレイヤーとして大きく成長できる鍵となる。
また、クラス分けによりレベルが近いプレイヤー同士が競い合う環境を作っている。
これは上級者にとっても、初心者にとっても有意義である。

部活動では先輩のゲームを見るだけの時間が多い小さいプレイヤーも、クラス分けによりメインとなってプレイできる。

部活動では指導者不足、練習時間不足により低学年にしっかり手を掛けて基礎を教えられないチームが多い。
特に大会前は主力の強化がメインとなり、低学年のプレイヤーは放ったらかしとなってしまう事が多々見受けられる。

ならば、低学年だけを集めてガッツリ基礎を教える方が効率がいいし、プレイヤーも楽しい。

参加者が少ない日は殆ど個人レッスンの様な状態で丁寧に教えている。

課題を与えてクリアしていく面白さや、ゲーム性を持たせるなど練習内容を工夫して、先ずはバスケットを好きになってもらう。


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そして、全てのクラスに共通しているのが、
「様々な理由で部活を辞めてしまった場合、アカデミーをプレイグラウンドとして活用できる」という事だ。
人間関係や家庭の事情で部活動に参加できないプレイヤーの「駆け込み寺」としての機能も持っている。

「ここに来ればバスケができる」

ミニバスなら俺が定期的に開催している「フープボーイズカップ」「フープガールズカップ」に出場も可能だし、中学生なら社会人リーグ「フープリーグ」への参加も可能である。


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中学生クラスの練習を見てると俺自身の中学時代を思い出す。

俺は中学時代、部活後に社会人の夜練に週2回参加していた。
主にシューティングとゲームである。

チーム内のポジション争いに勝つ為には、単純に「他人よりも多く練習する事」が必要だ。
俺は環境に恵まれていたと思う。
恐らく、他のプレイヤーから見れば喉から手が出る程欲しい環境ではなかっただろうか。

俺は飛び抜けた能力が何も無かったが、唯一、バスケットに人一倍打ち込める環境があった事が、小中高校の全てでチームをトップで引っ張る事ができた要因と言える。


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バスケットは「ハビットスポーツ」とも呼ばれる。

シュート感覚、ゲーム感覚は常に実戦の中で研ぎ澄まされる。


週1回のアカデミーがプレイヤーにもたらす影響は決して小さくはない。







先日、ミニバスのリーグ戦が行われた。

長崎もリーグ戦が定着し、トーナメント戦の頃に比べてゲーム数が増えた。
特に、レベルが高くないチームにとってはとても良い変化だ。

DCによりレベルの高いプレイヤーを引き上げるシステムも機能している。


コーチのプレイヤーに対する暴言も少なくなり、レフェリーのジャッジへの批判的な態度も殆どなくなった。

年々、プレイヤーファーストの意識が高まり、クリーンなゲームが行われるようになったと感じている。


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ただ、一つ気になった部分がある。


「ゾーンディフェンス禁止」


今年のリーグ戦にはコミッショナーが置かれていない。

人手不足でも公式戦は置くべきではないか。
特に、第1節は一会場に12チームいたのでコーチ陣は比較的時間に余裕があった。
第2節もコロナ禍で各会場1コートのみだった為、コミッショナーも可能ではあったはずだ。

罰則を設けても、取り締まる人がいなければ罰則は無いに等しい。

全くマンツーマンの意識が無く、ゾーンディフェンスにしか見えないゲームもあった。



または、コミッショナーを置かないならレフェリーにマンツーマンを促す権限を与えてもいい。

レベルの低いチームが未熟故にボールに集まってしまうのは特に問題ないのだが、強いチームがゾーンプレスの様な状態でワンサイドゲームとなってしまうのは違う。

勿論、レベル分けが進めば極端な得点差のゲームは無くなるだろうが、そうはならないのが第1、2節である。


だからこそ、取り締まる何かが必要である。

法律があっても、警察がいなければ秩序を保つのは難しい。


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しかし、そもそもの考え方が間違っていないか。


「ゾーンディフェンス禁止」はルールではなくマナーである。

と、考える。

実際、ルールブックには「ゾーンディフェンス禁止」など何処にも記載が無い。
ルールブックに無いものをレフェリーが取り締まるのは不自然である。

マナーだからこそ、指導者のモラルが問われてくる。



「マナー」、「モラル」

それこそが、ミニバスの重要なテーマと言えないか。


マナーはルールではない。

つまり、マナー違反を取り締まるのは変だし、罰則を与えるのも違う。
マナー違反を見て、「それならこっちもマナーを無視しよう」とはならないはずだし、それが敗因になったとしてもルールではないから諦めるしかないのである。


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という結論にしないと、収拾がつかない。

そもそもが、「ミニバスはスポーツではない」のだ。

その根拠はこのブログの「ミニバスの世界2」にも載せている。



もう一度言う。

「ミニバスはスポーツではない」


だからこそ、価値があると信じている。









俺が5月に企画した「フープチャレンジ」。
(3Pチャレンジ、スキルズチャレンジ)

バスケットウェアメーカー「バイオレーラ」の協力を得て、現在多くの投稿が集まっている。
※YouTube「フープリーグチャンネル」に掲載中


今回、同じようなオンライン企画を2つ紹介したい。


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https://action2020.japanbasketball.jp/freethrow/


JBAが企画する「全国バスケ部フリースロー大会」。

フリースローを1分間に何本決められるかを競う。
5人1チームで、メンバーに最終学年のプレイヤーが含まれている事が条件である。


更に今月、長崎で松園財団のチャレンジ企画もスタートした。

個人チャレンジ、チームチャレンジに加えパフォーマンスチャレンジもある。

中々楽しそうだ。

https://www.mhmf.or.jp/t20obcc/index.php




どちらもよく練られた企画である。


スマホ、SNSを活用する企画は誰でも気軽に参加できる。

高総体が中止となり、大観衆の舞台を踏めなかった学生達が3年間培った技術を披露する場として利用するのもいいだろう。

これらは元々、コロナショックにより大会が激減した中学3年生、高校3年生の「救済」が大きな目的だった。

ついては、コロナ禍で落ち込んだ雰囲気のバスケ界を何とか盛り上げたいという大人達の想いがそこにはある。


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フープチャレンジもYouTube、Facebook、LINE、TikTokで配信中だ。

ただ、今のところチャレンジ動画は社会人が多く、学生は少ない。


学生のチャレンジが少ない理由として、中学生、高校生はまだ子供である。

スマホ、SNSを活用する企画は指導者、保護者の協力が必要と言えるだろう。
また、場所、時間、タイマーなど、チャレンジできる環境は子供だけでは得られ難いという事もある。

フープチャレンジも含めたこれらのオンライン企画は周りの大人達こそ積極的になってもらいたい。

子供達に舞台を準備するのは大人の役目だと思う。



まだ、それぞれの企画は応募期間中である。

既に引退している中学3年、高校3年も是非体育館に足を運んで多くの企画にチャレンジしてもらいたい。

 
記憶にも、記録にも残る夏にしてほしい。