自分の人生にとって分水嶺となった、


Sakeのサービスの原点である懐かしい勤務地です。。。










先日の上京で久々に行って来ました表参道ヒルズ





自分がオーストラリアでのワイナリー就労を終え帰国して以来なので


ちょうど四年ぶり。


地下鉄の表参道駅のホームに降り立ったくらいから


懐かしさが込み上がってきながらも


「人が多過ぎ (゚Д゚;)(゚Д゚;)(゚Д゚;)」


大都会特有のうだるような熱気に


少しだけ訪問を決めた事を悔やみました(笑)











自分は青森県津軽地方出身です。


大学で地方都市の仙台へ進学しましたが所詮田舎者。


東京江東区はせがわ酒店へ十年以上前に就職して


上京した際の最初の勤務地は当時倉庫であった江東区亀戸。


通勤に都営新宿線を使っていたものの、


仕事中は基本的に3~4人の先輩方としか会わず


むしろ沢山のお酒達に囲まれる生活でした。


それが2006年2月に表参道ヒルズがオープンしてから、


足しげく表参道へ通うようになり


すぐに表参道ヒルズ店へ異動になります。


そこに広がるのは


まるで別世界 ( ̄▽ ̄)


Sake好きの方々ならよぉくお分かりでしょうが


とかく地酒専門酒販店ってマッタリした時間が流れています。


店内のSake達のラベルを一時間くらいかけてじっくりと眺め、


店主と談義も交わしつつ、


そして漸く購入。その間の来客は自分一人(汗)。そんな感じです。


ところが当時の表参道は、


六本木ヒルズなどのコンパクトシティのオープンブームや


アジア諸国からの観光客も増え始めたので、


人人人人人人人人人人...


でした。さすがTokyo、世界有数の大都市。


取り扱うマイナーな地酒が飛ぶように売れるという


奇跡(?)を目の当たりにしました。


レジ打ちや包装に大あらわです。時間とお客様の視線に追われます。


今までの粘り越しの接客はなんだったんだ!?と思いました。


客層もインパクトありました。


もはや時効かと思いますが、


仙台に球団を持つ会社のオーナーさんや


お・も・て・な・しのアナウンサーさんなど


接客したのはやはり印象的です。


他にも接客していて会計時に


うわ~このクレジットカードかぁ~∑( ̄囗 ̄)


というセレブな方々も沢山いました。










そういう時間間隔や接客体験と共に貴重なのが


当時の表参道ヒルズの仲間達との時間です。


従業員達は20代前半が多く、向上心に溢れていました。


そして上記のようにハリのある接客環境が皆にもあって、


それぞれにベストを尽くそうという気持ちや姿勢を


耳で聞いて目で見ていました。


自分もSakeの事なら何でもお応え出来るようになろう、


知識以外でも接客という事において


「酒屋だから雑でもOK」ではなく


高級アパレルブランドの接客レベルに匹敵する接遇をしよう、


そんな気持ちを常に持ち続けました。


実に刺激的な空間でした。。。


それが表参道ヒルズのオープンから一年二年と経つと、


六本木ミッドタウンや丸の内新丸ビルがオープンなど


エリア間競争が激しくなり


ピーク時の人混みは無くなりました。


そして仲間達も徐々に旅立つようになり、


自分自身も二年弱の勤務を終え本社へ異動になります。


売上回復の道筋を示せなかったのが心残りでした。。。










当時は売上低迷を周辺環境のせいにしてた部分も少なからずありましたが


今回行った時は週末だったとは言え、やはり沢山の人人人です。


間違いなく北仙台よりは多いです(笑)


もっともっと出来た事があったろうと振り返ります。


今をもっと頑張ろうと想いを新たにしました。


このブログでも表参道時代の事は度々書いてます。


そのくらい、自分にとって重要な重要な時間でした。


そういうポイントを持てているというのは財産ですし、


その財産を活かすのが温故知新であり


その財産を超えていくのが創造です。


これからも日々精進して参ります!!!!!









あ、因みに今でも


はせがわ酒店表参道ヒルズ店


素敵だと思いますよ。お近くの際はどうぞ遊びに行ってみて下さいね♪