思っていたよりも面白いイベントでした









あぐりどんと祭



※ 開演前に近づいてくるカフェクリエイト八尋社長。怒られちゃうかとドキドキしました(≧▽≦)









各方面から様々な知恵が上手に結集しているのが随所に感じ取れるもので、


イベントそのものに加えて、その準備段階にも興味が湧きました。


後日、誰かに聞こう( *`ω´)










イベントはプレゼントークの第一部とグループトークの第二部と


二部構成でしたが、第一部が完全にオシたのでその時点で自分は撤収。


営業がありましたm(--)m


それでも第一部のみでかなり中身の濃い内容でした。










勉強不足の自分ですが、今までの経験と


今回の内容を整理すると、


新しい潮流としての農業漁業には


3つのタイプがあると感じています。










①既存の束縛の強い繋がりとは異なる、世代や理念に基づくグループ化


漁業生産組合浜人のように、


漁業権という既得権益の確保維持、シェアの奪い合いなどという概念は置いて、


仕事へのやりがりや交流、


そして同業者や消費者である他者へ伝わる魅力作りを構築する為に


新たな枠組みを作る動きです。


現役世代は惰性を目論むかもしれませんが、


20~30代は自分自身の近未来や次世代の事も考えます。


そうなった時、


激動の現代において今後10年20年と見据えて


今を生き抜いて行かねばなりません。


様々なしがらみがあるかと察しますが


応援したいです。










②地域の再活性




加美町地域おこし協力隊、ざおうハーブ、よっちゃん農場などのように、


地元へ足を運んでもらおうとする動きです。


これまで行政があの手この手で行なっていたものを


よりその地域性に則って、


農業というフィルターで、


しかも個々人で魅力を発信しています。


これは最近のワイナリー設立ラッシュに近いものがあります。


そのうち宮城県でもワイナリーが地域の魅力を発信してほしいなぁ。。。










③農作物そのものの高品質化・高安全化


すずめ農園のように


無農薬・無肥料の自然栽培での稲作などの動きです。


そして今の自分にとって農業における最大の関心事。


是非ともすずめ農園の商品を食べてみたいと思いました。


どこで食べれるか、誰か御存知だったら教えて下さいm(--)m










では、


何故自分が③に最も注目するのか。


まず第一に、


商品自体に圧倒的な魅力があると


流通に乗って魅力が伝播して行きやすいからです。


しかも広範囲に広がりやすい。


①だと一般消費者が応援の仕方が比較的分かりにくく、


②だと遠方の皆様はなかなか関わりづらいですよね。


まぁ②の場合は一定の商圏で完結する


消費モデルというのも想定しているかもしれませんが。


そして第二に、


何と言っても自分が飲食店という流通の人間だからです。


昔から日本各地に魅力ある第一次産業物というのはありました。


それは巡り合わせが良いと陽の目を見ますが、


そうでないものはなかなか支持を集められませんでした。


それが現代社会では


誰でも気軽に情報発信が出来、


誰でも求める情報取得が出来るようになりました。


以前よりも陽の目を見やすくなってきたかと思います。


それでも、


魅力的な商品の存在を知った人が100人いたとして


実際に買う人は10人、


継続して買う人は1人、といった感じではないでしょうか。


魅力的なものは人を動かします。


農業漁業で生産者の方々にはドンドン魅力的なものを作って頂きたいです。


となると伝え方が重要になってきます。


生産者自ら手弁当で伝えていくのもアリですが、


それを巧みに伝えるのが流通、そして飲食業だと考えます。


モノを右から左に流すだけの流通では無理です。


これからの時代、流通はもっと淘汰されるでしょう。


ここ数年で大手企業の合従連衡はひと段落した感もありますが


日本の商品流通は複雑です。まだまだ行きます。


第三に、


食の安全性というのは普遍的なテーマです。


【食の安全性】


何だかんだでピンと来ない方もいるかと思います。


視認化できなかったり、実体験しないと実感が湧きにくいかもしれません。


一例としては、近年だとよく目にするものは


マーガリンのトランス脂肪酸問題です。


どのくらい摂取すると、どのくらい危険で、どのような健康被害があるか、


などは置いておいて、


つまりは自然に存在しない、人造食物には


単純に人間の身体への負担が大きいという事だと


自分は認識しています。


自分はお酒、アルコールが大好きなので摂取していますが


それは体内で解毒されて排出されています。


そのような解毒・濾過機能が身体にはありますが、


それらの機能がフル回転、つまり上記だとアルコールの多量摂取が続くと


いつか破綻します。


それは個々人で限界点が違います。


醸造されたアルコール、つまりSakeやワイン、ビール、


またはそれらを蒸留したスピリッツ達は人類の叡智の賜物とも呼べるものです。


しかしマーガリンなどの人造食物はとかく経済性を帯びていて、


そういった物全般は特に身体への影響が大きいようです。


食物以外でも、過去のブログでは石油系洗剤の事について書きました。


ただ、これらの話は観念論的なところもあり、


決まりきった事でもありません。


それでも個々人の考えの下、より多くの選択が出来る環境の醸成が必要で、


かつ自分としてはただただ上記のような考えで


食にこれからも携わっていきます。











と、ここで振り返り


我が飲食業を見た場合。


ブーム的な六次産業化というのは何なのか、


もっと真剣に考えようと思いました。


有名なAPカンパニーが現在のような規模になったのは


六次産業化したからだけではありません。


これを見誤ると飲食業としては危険です。


六次産業化は多角的に捉える必要があり、


あくまで飲食業の自分としては


飲食人として農業、飲食、消費などを考えていきます。










そこで気になるのは


尊敬するカフェクリエイト八尋社長の仙台駅西口で展開する


新しいアクションです。


仙台の伝説のサーバー八尋社長の動きを


皆様も注目してみて下さい。



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和酒バル 二喬/NIKYO

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