らいおんさんとうさぎさん。 -5ページ目

平和ボケ

今日平和ボケって言う言葉を聞いてなんだか違和感を抱きました。

平和ボケ=自分の環境が平和でそれに慣れてしまうこと。周りにそうじゃないところがあるって事を忘れちゃうことってことだよね。

これってなんだかマイナスのニュアンスで使われるけど、平和ボケできるってある意味いいことじゃない?

逆に戦争ボケしちゃうのはもっと怖いんじゃないかと・・・。

なんとなく、「平和じゃないトコがあるのが『当たり前』」みたいな雰囲気があってちょっとやだった。

よく「世界には今でも紛争が起こってる地域があります」→「それに比べて日本は平和で、日本人ってホントに平和ボケしてますね~」って文脈で語られるじゃない。

なんかさ、「平和な環境にいること」自体が悪いことみたいないわれ方じゃないかな~。

・・・・・・うまく説明できないというかするの面倒だからしないけど~。

「平和ボケ」っていう単語が何を意味するかは分かってるんだけど、なんとなくそんなツッコミをしてみました。



まぁこんな詩ばっかり1時間読んでたらそういうことも言いたくなるかもね。(↓↓↓)

実際世の中にはまだまだ暴力がすごく近いところにある国もありますから。

文学ってuselessに見られがちだけど決してそうでもないんじゃないかと思うな~。

それについてはまた今度。


September Song

born 19.6.32-deported 24.9.42


Undesirable you may have been, untouchable

you were not. Not forgotten

or passed over at the proper time.


As estimated, you died. Things marched,

sufficient, to that end.

Just so much Zyklon and leather, patented

terror, so many routine cries.


(I have made

an elegy for my self it

is true)


September fatters on vines. Roses

flake from wall. The smoke

of harmless fires drifts to my eyes.


This is prenty. This is more than enough.


(by Geoffrey Hill)



一つ一つの言葉にすごく意味を持たせる詩人です。

きちんと読めばすごーく深いから解釈とか書く気はないけど一つだけ読むときのヒント。

you=ユダヤ人の強制絶滅収容所に”deported”された子のこと、だってさ。

ホントに1単語ですごく多くのことを語ってる人なので、すごく深いし、重いけど面白い詩でした。

suday bloody sunday

あまり時間がないのでまた今度詳しく書こうとおもうのですが。

Irelandについて。


Irelandのnorthern partはNorth Irelandっていってイギリスの一部なんですよね。

Ireland自体は独立してるんだけど。

んでここは今でもRepublic Irelandと一つになりたいっていう人たちとそのままイギリス領でいたいって言う人たちの対立が続いています。との問題は時には暴力的な事件にも発展しました。

じょんが一昨年Irelandに行った時もとてもいいところでのんびりしてて大好きだったけど、Northern Irelandに行くのは危ないからっていって色々言われました。大学側の承認が必要だったり。

なんだか朝鮮半島に似てるなって思った。


なんで突然こんな話してるかっていうと、今までU2の"sunday bloody sunday"についてペーパーを書いてたからです。

これはIrelandで起きた虐殺事件のふたつ(両方bloody sundayって呼ばれる)についての歌なんだけど。

その裏づけはまた今度話します。とりあえず今日はもう行ってきますなので。

でも日本は今は平和で明日自分が撃たれたり死ぬかもなんて意識しないんだけど、なんだかこういう世界で起こってる色々なことに敏感でありたいよね。



And it's true we are imuune

when fact is fiction and Tv reality.

And today the millions cry

We eat and drink while tomorrow they die.

("sunday bloody sunday" by U2)


何気ない日々。

なんだかすごく眠い今日この頃。

色んな人にお礼とかのメールしたりお手紙書いたりしたいんだけど日々の雑多な出来事に追われてしまっている。

でも、人ときちんとコミュニケーションすることと大学の課題をこなすのってどっちが大切なんだろ。

まあ両方やれって話だけど。


なんかさ日々当たり前のように一緒にいる人が、ふとした拍子になんだかすごく、、、なんだろ、その空間でふわってういた存在になるというか、、、なんだか不思議に感じるときってありませんか。

これって凄いことなんだな~って。

それまで存在しなかったものが自分の生活に入ってきて、それがいつの間にか景色の一部になってきて・・・。

一人の人間が一人の人間と出会って、時間を共にして、、、それがたった1分でも凄いことなのに、誰かと別れるときにもうその人に会えないかもなんて皆思わないよね。

明日もその人に会って話してって言うのを全く疑わずに暮らしている気がする。

そんなこと意識してたら悲しくてお別れなんて出来ないんだろうけど。

人間ってどれだけ自分のそばにいる人の存在の大きさを忘れずに過ごしていられるんだろう。

今この瞬間に、飲む水が存在するのも、こうやってパソコンの前に座ってられるのも、誰かに出会えたのも、自分がこの世に生まれてきたって事ですらキセキなのにね。

じょんは運命は信じないけど、だからこそ奇跡って信じてるんだよね。


まぁ何が言いたいかって言うと、自分の好きな言葉に「一期一会」っていうのがあってさ、それを常に意識しながら人やその一瞬一瞬に向き合っていきたいなって思った。