HIROさんのところに、また新しいKeithの写真が届きました。

でっかいサーモン・・・うう、うまそうですね。









Keithからムースハンティングの写真が届きました。

みんなに是非見せてあげて!ということなので、早速アップします。

クリックすると少し大きな画面で見られますよ。


ところで、先日さっそくKeithを訪れてきたKIRIちゃんに、Keithが焼いてくれた

という、ムースミートのステーキをお土産?にいただきました。

(検疫とかって・・・とか、ややこしいことはこの際忘れましょう)

私はもっぱらユーコンではドライミートを食べていましたが、

ステーキもなかなかいけますよ!


 


 


 


 


 


↑これはおそらく、スモークしている小屋の中?かな??



とても久しぶりなUpdateです。

福岡の写真も載せたいとか、やりたいことはいっぱいあるのに、おっついていません。

取り急ぎ、きさらさんからいただいた、WPPDで、NCFNIのアースデイイベントで

作成した幟を使用した際の写真をご紹介します。

立派なものです!!

Keithたちにも後ほど送ってあげようと思います。


WPPD



NCFNI福岡のメンバーで、ガラスアートを作成されているShinさんより

お知らせです。

TシャツのデザインともなったRaven、NCFNIのチラシに使われていた

「サーモンの顔」をモチーフとした、ガラスアートのキーホルダーをNCFNI2006

の記念として作っていただけるそうです。

これは、Shinさんが以前よりバレエスタジオなどのイベント記念品として

作って提供していたものをNCFNI2006用にすると面白いかもとヒロさんと話し、

福岡イベントの時、Keith,Ed,Alexらに見せたところ非常に喜んだとこのこと。

それがきっかけで、Keithとジョイントできることになり、Edはその場で注文をし、

後ほど画像がYukonから送られて、Yukon発送用に作られる予定なのだ

そうです。



福岡から来日メンバーが帰って来たとき、EdからこのRavenの絵の入った

ガラス玉を見せていただいた方もいらっしゃると思います。





このキーホルダー、今回NCFNIに関った方々にのみ、記念品として

小(サーモン):1000円、大(渡りカラス):1500円 で販売していただけるそうです。





  





これが、大きい方(Raven)





  


こちらが、小さい方(Salmon) です。





 

紐をつけるとこのような具合になります。


そして、新たにRavenの顔のみの小タイプも参入!





注文については、東京チームは私(MIKA)が取りまとめることになって

おりますので、ご希望の方はご連絡下さい。

一応、取りまとめて発送・受渡しの関係上、注文の締切日を設定させて

いただきます。


期日:2006年8月末日


この日までに、

*ご希望のデザイン名

*個数

*色

を必ず明記の上、メールにて個別にご連絡ください。


なお、こちらのページに福岡のShinさんのメッセージが掲載されているので

こちらもあわせてご覧下さい。

http://members2.jcom.home.ne.jp/gawsmoke/kokuci.html  

4月20日 上総一の宮→カムイミンタラへ

 

朝、多少緊張していたのか、5時に目が覚めます。

がたがたと外では、誰かが部屋に出入りしている物音が。

Lindaも既に目覚めていて、彼女は寝起きで思考能力ゼロの私に向かい、

物凄い勢いで、自分が膝を痛めたときの話や、助成金獲得のための

政府との交渉のいきさつなどを話し始めました。

Lindaは、昨年だかに殺人的に重い荷物を背負って歩いている際に、

膝が脱臼しておかしな方向に向いてしまったんだとか。

みんなに散々止められたにもかかわらず、それでも「いや!歩く!」と

振り切った結果、膝をいためて、それ以来慢性的な膝の痛みを抱える

ことになりました。・・・この負けん気の強さが、今回のNCFNI日本決行の

原動力となっていたのは、言うまでもありません・・・
 

5時前におきだして、外を散歩にいったり、部屋の出入りをしていたのは、

Edでした。彼は基本的に5時起床のルールになっているよう。

 

ペンションのダイニングに集合して、しばしのミーティング。

もっぱら、今後滞在中の予算の確認。

クリアファイルに日付ごと、スケジュール確認をしながら、

Lindaがお札の束を数えて突っ込んでいくのを不安な気持ちで眺めていました。

どう考えても、持参の札束では足りそうもありません。

 

それはともかく、朝ごはんだ!と車でペンションを出たはいいけれど。

開いているレストランがどこにもない。

ガストに行ったら、まだ開いてない。レストランらしきお店はことごとく、

営業停止中?という雰囲気。さすがだ、上総一ノ宮。

ず~っと先にココスもみつけて、やっと店に入ると、お店の人が慌てて

出てきて「まだ開店前です!」

・・・お~い。

結局は、ガストが開く時間に近づいたため、そこまで戻り、店のドアを

「あ~け~て~く~れ~!」と叩いたのでした。

見事に無視されましたが。

  

結局私たちは、朝食後ペンションに一度戻り、荷物をパッキングして

チェックアウトしたのですが、すぐにカムイミンタラには向かわず、

Daveが前に住んでいた家を見たり、「アイロンが欲しい」というLindaを

ホームセンターに連れて行ったり、とかなり道草を食っていたのでした。

 

そういえば、Daveの昔住んでいた家に向かう道すがら、綺麗な竹林があって、

そこで降りたいというので、外にでてちょっとだけ中に入りました。

ウグイスがちょうど鳴き始めた頃で、ときどき、まだあまり上手でない鳴き声が

遠くから、近くから、聞こえてきたので、「ウグイスが鳴いてる。日本では、

春が来たって知らせだよ」と、竹林を嬉しそうに眺めているKeithに言うと、

「こっちでは、春の訪れはRobinって鳥だよ。でも、最近あまり見かけなくなったなぁ・・・」

となりでウンウンと頷くEd。

北米全体に分布しているAmerican Robin(コマツグミ)のことだと思います。

分布域も広いはずなのですが、そこにも何らかの異変が起きているのでしょうかね。

思ったとおり、約束の時間を30分以上過ぎて、私たちはカムイミンタラがあるはずの

エリアへ到着。しかし・・・どこにあるのかわからない。

「もうすぐ、このへんだから!」と目を皿のようにして、じ~~~っと確認していた

はずなのに、通り過ぎ、平田氏に「表にトラクターが停まっているから、

すぐ分かるよ!戻っておいで!」と教えてもらって引き返します。

・・・ン?トラクター??

トラクターがあったから、工事現場と思い込んで通り過ぎたところが、カムイミンタラ

なのでした(笑)。よく見たら、確かに看板が出ているではないか。


カムイミンタラは、千葉の君津市にあり、上総亀山駅から車で約15分。

エカシが関東圏で「アイヌの人々が集う場所」として、この施設を開いたのは、

2005年5月。棟上げの2ヶ月後、7/30・31の週末にオープニングセレモニーが

開催されました。とりあえず、棟は完成していますが、その周りは未だ整備中で

浦川エカシは資財を投入して、現在も少しずつ、作業を進めています。kamuimintara  


今回の訪問を、浦川エカシとの間に入って調整してくださって、スペースオルタの

佐藤氏と平田氏に出迎えられ、建物内に入ると、左手には炊事場、中央には長細い

囲炉裏が。その奥は一段高くなって畳敷きの部屋がありました。

若干緊張した面持ちのメンバーを、浦川エカシ、宇梶静江さんに紹介します。

到着が昼頃だったので、カムイミンタラをサポートされている方々が炊事場で

作ってくださった昼食をご馳走になりました。


到着時は小降りだった雨も、私たちが棟に入ったとたん、物凄いどしゃ降りに。

表ではごうごうと風が鳴き、雷まで鳴り出して、棟が震えるくらいの勢いです。

来日メンバーにとっては、日本到着後初めての正式な「対面の場」ですので、

はじめは会話も微妙にぎくしゃくしていたのですが(私の通訳がぎくしゃくしていた

という噂もありますが)、昼食後Keith、Ed、Alexの3名はバンに戻って

自分達の作品を抱えて戻り、それぞれマスクやダンスに使うコスチュームなどを

披露。これをみて、エカシの顔がパッと輝き、一気に和やかムードに。


一段落したところで、アイヌ独特の羽織をまとったエカシと平田氏が登場。

トゥキ(漆器の乗せられた儀式用の膳)が運ばれてきて、それぞれの席には

お椀とお箸のセットが置かれます。

お箸はイクパスイ(人間の祈りの言葉を正しくカムイに伝える儀式用具)の代わり。

イクパスイが人数分無かったので・・・

儀式の進行をするエカシと平田氏は頭にサパンペというブドウヅルで編んだ

冠を被り、来日メンバーは宇梶さん(エカシのお姉様)から頂いたマタンプシ

(刺繍の施された鉢巻)を頭に締めます。

Lindaが儀式の中でお酒を振舞う役に。

彼女は、緊張し切った面持ちで、エカシ・平田氏・宇梶さん、と左回りにお酒

をお椀に注いで行きました。

両手を胸の前で合わせて、左右にゆっくり振りながら、平田氏の祈りの言葉

をカムイに捧げます。彼らのこの後の旅の安全と、成功を祈って。

椀を手に取り、イクパスイ(私たちは箸)をお酒につけては、1滴・2滴、目の前の

囲炉裏で赤く燃えている熾きに垂らします。その動作を繰り返し、繰り返し。


アペフチカムイ(火の神)様、お酒を振舞いますから、どうか私たちの話をお聞きください。

遠い海を越えて会いにきてくれた、自分達の兄弟が、無事に健やかに旅を

続けられますように。


エカシはイナウ(ヤナギやミズキを削ったカムイへの贈り物)を手にとり、

房を熾きに近づけました。房は一瞬にしてパッと燃え上がり、細かな灰が

房のあった辺りに、まるで手品の後のように舞っていました。

「これの燃え方がいいとな、神様にちゃんと祈りが届いたってことなんだ~」

エカシの言葉に、思わず緊張がほぐれ、ニッコリとみな微笑みます。


神様をお呼びして、供物を捧げ、お願いをして、降りてきてくださった神様を

カムイの国へお返しする。

呼びっぱなしではなく、きちんと「お返し」するところまで。

少しだけ、降りてきてくださったアペフチカムイと、同じお酒を味わい、

同じ時間を共有できた、そのときには、外の嵐は嘘のように静まり、

暖かな太陽の日差しと瑞々しく揺れる木々が、私たちに笑いかけていたのでありました。


儀式が終わってからは、メンバーそれぞれエカシや佐藤氏・平田氏とお話

されていたのですが、宇梶さんがLindaに、ご自身の作られたフクロウの神話の

本について紹介されていました。

フクロウは、自分達を守ってくださる神様として崇められています。

後から居壁太氏からお聞きした話ですが、フクロウという鳥は、とても賢くて、

夜じっと森を見守っているから、というのが理由だそうです。アイヌ文様で、

うずまきがふたつ、並んでいる文様は、フクロウを表しているのだそうですよ。

さて、宇梶さん、ご自分の作られたフクロウの刺繍絵で、シサム(和人)率いる

日本政府があまりにもアイヌ文化をないがしろにし、自然との共生のヒントとも

なる彼らのメッセージにも耳を貸さないことに、「神様もお怒りになっている」と

いう表現をするために、フクロウの目を真っ赤な色にした、というお話を

されていました。

それをLindaに訳して伝えたところ、彼女の顔がパァッと輝き、「まぁ!私にとっても

フクロウはとても大切な鳥であり、神様なんですよ!」と。

そうなんです。確かに、私のYukon sisterである女性も、家にはそこらじゅう、

フクロウの置物やフクロウ柄の雑貨があり、彼女が持っていた自作のマントは、

フクロウの柄でした。(写真参照)


owl mant



貴女のクランはフクロウではないのに、何でフクロウ??と聞いたことがあります。

その答えは、宇梶さんが仰っていることと、全く同じだったのです。

 

ここでの話が、宇梶さんの彼らに対する距離をぐぐぐっと近づけました。

涙ぐんで「あ~やっぱり、あなたたちは兄弟なのね」と。

私も心をぶるぶる揺さぶられながら、やっぱり、ここに彼らをつれてきたのは

フクロウの神様のお導きなのであろう、と強く確信しました。

 

最後に、何とも嬉しいお話が。

宇梶さんが、アースデイのイベントでちょっと何か一緒に出来ないだろうか?

と申し出てくださったのです。

なんて素晴らしい展開だろう、と感激の連続です。

さらには、エカシご本人から「これ、オレの本。やるよ~」とサイン入りで

「アイヌの治造」という本をいただきました。はにかんだ素敵な笑顔つき。

 

これをGW中読みふけり、大きな反省点が。

この本、カムイミンタラ訪問前に読んでおけば、カムイミンタラについて、

浦川エカシや宇梶さんについて、もっとマシな解説が出来て、もっと深い

交流ができたかもしれないなぁ・・・と。

 

必然的に、自然な流れでこのようになったと、それに抗うことはできず、

悔やむことは無意味だと、前向きに考えてはいるものの、自分の不勉強ぶりを

大きく反省したのでありました。