朝のジャックの散歩に
いつものように出掛けて
今日は7時過ぎていて
良い天気だったこともあって
結構な暑さ🥵
でも時々吹く風はカラッとして
なんだか秋っぽい🍂
前の方に
うちの近くに住んでいるベンちゃんと言う
大きなワンコが散歩してるのが見えた
ベンちゃんは女の子で確か2歳くらい❓
大きいので最初は怖かったけど
人懐っこい子だ
そのベンちゃんがあまり見たことのない
白い柴と挨拶していたのが見えた
少ししてその柴とジャックが出会い
若めの女の人が連れていて
柴もその人も穏やかそうで
ベンちゃんも挨拶していたので
断ってから不用意に近づけたのが
失敗だった
最初は仲良く嗅ぎ合ってると思った途端に
その柴が吠えたと同時に
ジャックに噛み付いた
ジャックは厳しく躾けてるので
噛んではいないとは思うが
パニックになって応戦
紐は絡んで離すに離せなくなり
私も彼女もあまり慣れてない同士で
紐の絡みを取るのに一苦労
ジャックもやられてるのが心配だし
私もあまり手を出すと
その柴に噛まれそうだし
やっと離れて
柴は抱きかかえられて
その人は曖昧に謝って去っていった
私も犬の事だしというスタンスで
曖昧な返事
しかしその後の散歩は
とても後味の悪いものだった
まずは躾の悪い柴に腹立ち
もう1匹黒柴で飼い主の手に負えないのがいる
噛んできた時にもっと毅然と怒れないのか
と思い
私が怒っても良かったと思い
ジャックがやられているのに
最後まで平静を装って
ヘラヘラしていた自分に腹立った
犬を叱り
飼い主にも穏やかながら
一言返せなかったのか
別れた直後に
ジャックの身体を入念に調べたが
出血もなく傷もなさそうだったから
本気噛みでは無くて
ああいう犬の挨拶❓
大人になって犬を飼うのは初めてで
夫に至っては一度も飼ったことはなく
むしろ苦手
誰も育て方はわからず
ジャックの躾は色々と失敗して
ドッグランでの遊ばせ方、
他のワンコとのじゃれ合いと喧嘩の違いも
よくわからない
少しづつ慣れてはきたし
私の圧倒的な圧でなんとか
言うことは聞かせているが
いざという時にあまり自信は無い
それがああ言う態度になってしまうのだろう
と歩きながら分析した時に
子育ての時と同じだな〜っと
思い出していた
子育ても苦手だったな〜
結婚する気も無かったので
子供に興味もなく
父方の従兄弟の中では私は最年少で
やってもらって可愛がってもらって
誰かの世話をする経験はあまりなかった
長女は3月生まれで
何もかもが同級生より遅かったし
育て方も雑過ぎて
なんだか社宅でも幼稚園でも
他のお母さんより歳は上なのに
教えてもらったり庇ってもらったり
長女と遊んであげるよ、
とそのママたちのお子さんも
上からのスタンスだった気がする
そして一歳半違いで生まれた長男も
社宅で2歳までは順調だったが
ここ秦野で馴染めず
幼稚園では長女と同じ
長女も長男の時も先生に謝り
難しい子でお願いしますと言い
他のママ友にも
そんな感じだった
いい子だけど極めて要領が悪くて
愛情不足で自己表現が下手だった
私も親との関係も悪く
子育ても迷ってばかりで
自信が持てなかったので
子供達のトラブルにも毅然とした態度が取れずに
今思い出すと幼稚園の先生からも
随分とひどいことを言われたり
ひどい扱いを受けたのに
何も言えなかった
親も子もストレスが溜まった
ある時
地元民ばかりの秦野で
うちの子供達は頼れたり甘えたりできる
親戚もいないし
たまに会う祖父母もそう言う人たちでは無い❗️
夫も全く頼りになるパパでは無くて
性格、頭、経験、体型も!
私がしっかりして
頼れる風にならなければ
子供達はどんどん不安定になって
自信をなくしていくだろうと
一念発起して
他人になんて思われようと
必ず子供の味方になることに決めた
次女が4月生まれで3番目で
しっかりしていたこともあり
少しづつ立場も変わってきた
そして次男の入園❗️
2年間は千葉で過ごしたが
彼はどこでも一目置かれて
秦野に帰ってきてからも
学校でもサッカーチームでも
それは変わらなかった
私の決心と子供達の頑張り❓偶然❓
それが重なって
私の母親としての地位は
ママ友の間でも学校の先生の間でも
どんどん上がっていって
良い気分ではあったが
不思議でもあった
私は私なのに
母親はなぜ子供の能力で上がったり下がったり
しなければいけないのか
そして
長女と長男の子育ての時に
なぜもっと毅然としていられなかったのか
今更だが
そんなことをジャックの出来事と共に
思い出す
子供達が
世間的には出来が良かろうが悪かろうが
うちの大切な子たち
他人に卑下することなんてない❗️
そして自慢することでもない❗️
ジャックのことで
惨めだった頃の子育てを
思い出したのでした
でもこうして
思い出してみると
悩んで惨めになって
思い直し決心して
成長した子育て期
人として
ほんとに成長させてもらったと
改めて思い出した
ジャックのことも
今度はもっと毅然としていたい
犬にも飼い主にも❗️