歯医者としてこの時期、気を付けている事 | シンガポールで歯医者さん Dr.Yumiko's Journal 

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歯の美と健康の秘訣を知ってもらうための、歯医者が率直に綴るブログ❤︎ 2009年1月よりシンガポール
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こちらシンガポールでは、現時点で、
COVID-19の感染者総数は90人、
そのうちの53人はすでに回復し退院、
そして、7人はまだ重篤な状態。
また幸いにして、最悪のケースは未だ出ていないということだ。
 
韓国やイタリア程じゃないようだけれど、
日本にもじわりじわりと感染拡大の気配が忍び寄りつつあるようだ。
しかし、日本政府の対応を批判的な視点で報じている海外メディアのニュースが書いているほど、
どうも日本国内向けの日本語ニュースでは、危機感をほとんどの国民が未だ感じていないようすら感じ取れるのはなぜか?
街のお医者さんの様に、感染者の水際に立たされている人はまた別だろうけれど、
総じてそれ以外の多くの人は、余り感染の危険性についてがはまだそれほど危機感を抱いていない様にも思えてしまうな。。。
 
 
一方、ここシンガポールでは、今よりも2~3週間前の方が遥かに、感染拡大の危機感一色だったような気がする。
2003年のSARSを教訓にした政府の厳しい対策により、
今のところは大きな感染拡大を未然に防ぐ事に成功しているから、
その点では生活するうえで比較的安心していられる。
 
それもそのはず、確かにシンガポールは、この記事にも書かれているように、
他多くの発展国に比べ、感染拡大対策がもっとも遂行されやすい理由があるからだ。
 
 
そうは言っても私個人としては、
職業柄、余計に体調管理には気を遣ってしまう。。。
歯医者は、患者さんの唾の飛沫を至近距離で最も被りやすいからだ
 
COVID-19の感染者の殆どはどうやら、
風邪かな???程度の軽い症状で済んでいるのでしょう?
でも、そういう軽症例(または全く無症状)のウイルス保持者からの、
他者への感染が、まったくないとは証明されていないじゃない。
一方で、咳やくしゃみによる飛沫がない限りは、他者に感染させるリスクは非常に少ないとはあったけれど、
歯科治療中は、私たち歯医者は、患者さんの飛沫を被りまくりだからね。
 
だからこそ、この期間中は私自身、
「患者さんの誰かから、感染させられてしまうかもしれない!」
という危機感を大袈裟にまでも感じながら、
常に歯科診療に当たるべきだと思っているわ!!
 
これは、患者さんたちの事を、ウイルス保持者かもしれない・・・と疑って、
まるで汚いもの扱いしているわけじゃ決してないの。
 
だって、無症状感染者の場合は特に、自分がまさか実際に感染しているだなんて誰も分からないのよ。
であれば、始めからその可能性を疑った上で、
自ら感染回避策を事前に徹底しておくべきだじゃないかしら?
でもこうした心構えって今回のアウトブレイクに限らず、歯医者なら普段常に念頭に入れておくべきだ事けどね。
 
中には患者さんによっては、そんな私の態度や考えを、失礼だと感じ嫌な気分を抱いてしまうかもしれないけれど、
でもこれは、歯医者という職業上、
患者さん→私→患者さんという院内経由感染を未然に防ぐには、
プロとしては当たり前のことだと思うわ。
 
だって、私がもし感染しようものなら、絶対に口の中なんて診られたくないでしょう?
 
 
このように、実際に私は毎日の診療では、
患者さんから知らないうちに感染させられないよう、
最大限の対策注意を自ら計っています。
 
だからこそ、感染を恐れず今も診療を普通に行えているんだけれど、
でもそれ以外の日常生活では、依然私は、
屋内の人が密接しやすい公共エリアなどではマスクをしているし、なるべく短時間で脱出するようにしている。
そしてもちろん、外食も一切していないわね(先日は記事にも書いたように久々に行ったけれど・・・)。
 
こうした日常生活の些細なことも、歯医者というプロにはとても大切なわけである。
 
 
おっと、最も重要な充分な美スリープを忘れるところだった!
さっさと寝なきゃ。
 
では~パー