今日は、基本の虫歯治療のご紹介です~
「小さい虫歯治療なら、どこの歯医者でやっても同じでしょ~???」
って、思っている人がかなり多い!
いやぁ~、これが実は違うんだなッ
と、歯医者の私は思う。
だって、
小さな虫歯こそをきちっと治療しておかないと、
そこが後々痛い目に遭うんだよ~
という感じである。
そうなんだよね!
一見どの歯医者がやっても同じに思えてしまう、小さな虫歯の治療。
でも、その小さな虫歯の治療が、もし・・・、
①虫歯が完全に取り切れていない!
②詰める時、そこがばい菌に汚染されたまま詰められた!
③詰め物と歯の間に、隙間や段差がある!
という状態だと、
10年後には、絶対そこに虫歯が再発してて、
しかもそこは、詰め物の下の隠れて見えないところだから、
気付いた時にはもう時すでに遅し・・・、
ウエ~ン神経抜かなきゃダメだってぇ
・・・になってしまいますよ。
そう、大体何かしらの症状が出てくるのは10年くらいたってからだから。。。
そして、10年も時が経ってしまうと、
当時の歯医者に、「あんたの虫歯治療の仕方が悪かったんだ!」
な~んて訴えても、なんの証拠も立証できずにあとの祭り状態です
昔の(今も??)日本の保険歯科治療なんかは、これが原因で、
その後、次から次へと同じ歯の治療の繰り返しとなり、
そして歯が次第にボロボロになっていき、
遂には抜歯・・・そしてインプラントとなるの。
そんな、負のスパイラルの患者さんばっかりだよね~、今もまだ
何も知らずに適当に、保険歯科治療なんかでパパパッと虫歯の治療を行ってきた人は特に。。。
そう言えば、この前もそんな患者さんが初診で来院されて、凄くショックを受けて帰られたなぁ。
だって、今まで信頼して通っていた保険歯科診療の歯医者さんで受けてきた治療が、
散々なものでしかなかったと、分かっちゃったわけだから。。。
ゴメンなさい。。。でも、話の流れで正直に言わざるを得なかったの。
だから逆に言えば、歯医者が普通に大儲けが出来ていた時代があったわけなんだよね。。。
だって、患者の歯が悪くなり、どんどん沢山の患者が歯の治療に来てくれた方が、
所詮、歯医者は儲かるわけだから。
虫歯が絶対に再発しないように・・・なんて、真面目に虫歯の治療していたら、
患者さんの歯がいっこうに悪くならないから、患者さんに来てくれなくなるという理由で。
あぁ、悲しいものだ。。。
【注意‼】
でも、すっごく真面目に、そして本当に患者さんの為を思って、
保険治療でも素晴らしい治療をしてくれる歯医者だって、(ごく少数?!かもしれないけれど・・・)
いらっしゃるはずよ。
ここ、勘違いしないで欲しいなぁ・・・。
「じゃあ、どんな歯医者がいいんですかぁ?
だって、患者は歯医者がどんな治療をしているかだなんて、分からないのに!!!」
て私自身も聞かれるのですが、
もうそれは、本当にその人の運でしかないような気がする。。。
・・・ごめんなさい だって、本当だもの。
私は歯医者で歯医者の治療技術を見分けられて当然だけれど、
でも実際には、私だって治療される立場の時には、
お口の中でどんな治療されているかは全くわからないからね!
でも、この人に診てもらいたい!!という選択には、専門知識や立場が大いに役立ちます
というわけで、
ここまで話が長くなりましたが
最後に基本の虫歯治療をご紹介しますね!
↓これのどこが虫歯かわかりますか???
怪しいと思い、撮ったレントゲン↓
ではここから、いつも同様に、虫歯治療劇場です
はい!一丁あがり~
ナチュラルな感じに美しく詰めるだけでなく、
何度もフロスを通して、段差や隙間などがないことも確認しますよ。
そして何と言っても、一番重要なのは、
詰めた内部に、虫歯の取り残しや、細菌感染がされていない事
そして、最後に、
こうした隠れ系虫歯も、見逃さずにバッチリ歯医者に発見してもらいましょうね!!
お口の中で何されているか、歯の中がどうなっているか・・・、
な~んて、ホントわからないから、
だからこそ、もう運でしかない!!としか言えなのいかもねー
ま、おかかりの歯医者とよくコミュニケーションとって、
色々と質問してみたり、
治療中の写真とかを、ちゃんと見せてもらってくださいね
それでも不安だったら、セカンドオピニオンとか聞きに行けばよいのよ
Love & Protect Your Teeth