白身フライ♪
昨日帰りしなにはイヤホンしたら
片肺やんか
イヤホン壊れたおもたら延長コードやったわ
iPodの付け根が壊れんねんな
イヤホンは三千円、延長コードは八百円♪
今の大名のほとんどは織田家の家来衆で、細川、前田、池田、山内などしかり、かつては故太閤と同僚であった
昔、太閤が中国の毛利を討つべく信長公から諸将を預かり姫路城の先まで踏み出しておられた
その時本能寺の変が起こり信長公は明智光秀のために弑され奉った
太閤はすぐ軍をかえし山城の山崎で光秀の大軍を破って天下取りの石段を一挙に駈け上られた
その時与力大名小名はことごとく太閤の家来同然になり今の豊臣家がある
諸侯のほとんどは太閤譜代の家来ではない、太閤に付き従っている方が得、ということで付き従った
彼らに豊臣家の義心、忠節の性根があろうはずがないではないか
長い御講釈だ
西軍に回った宇喜多秀家、小西行長、石田三成、当地に来ている福島正則、更には加藤清正は譜代と言っていい
特に福島正則などは尾張清洲の桶屋のせがれで太閤の遠縁でずいぶん目をかけ二十代で大名に抜擢し今では尾張清洲で二十四万石を食み羽柴姓を授けられ羽柴清洲侍従という尊称さえ受けている
あの男につむじを曲げられてはかなわぬ
そのほうどもを呼んだのは、左衛門大夫正則のことだ
なにか左衛門大夫に下話をしてるか?
いえ
明日の軍議のことだ
と申しますと?
明日、わしは諸客将に敵につくか味方につくか問う
敵につくなら国許に帰って戦さ支度をせよ、邪魔立てはせぬ、というつもりだ
想像するに皆首を垂れ固唾を飲み黙りきってしまうであろう
自分から口火を切るものはいない
議場ではみな右顧左眄し目の色を伺い肚を探り合う
その時赤と発言する者があれば満場赤になり白と発言すれば白に走る
その瀬戸際が明日の評定である
されば口火役を作っておく必要がある
なるほど、弥八郎は膝を打った
その役目が福島左衛門大夫正則だ
あっ!弥八郎は大仰に驚いた
こ、これは気づきませなんだ
何故かわかるか?
そ、そこまでは
福島正則は太閤の血縁者で子飼いの大名で加藤清正と共に北政所から愛されている
もし、正則が口火を切れば、
左衛門大夫でさえも、と衝撃を受け、
諸将満堂鳴るが如く、徳川殿に御加担申し上げよう、となるに違いない
昨日帰りしなにはイヤホンしたら
片肺やんか
イヤホン壊れたおもたら延長コードやったわ
iPodの付け根が壊れんねんな
イヤホンは三千円、延長コードは八百円♪
今の大名のほとんどは織田家の家来衆で、細川、前田、池田、山内などしかり、かつては故太閤と同僚であった
昔、太閤が中国の毛利を討つべく信長公から諸将を預かり姫路城の先まで踏み出しておられた
その時本能寺の変が起こり信長公は明智光秀のために弑され奉った
太閤はすぐ軍をかえし山城の山崎で光秀の大軍を破って天下取りの石段を一挙に駈け上られた
その時与力大名小名はことごとく太閤の家来同然になり今の豊臣家がある
諸侯のほとんどは太閤譜代の家来ではない、太閤に付き従っている方が得、ということで付き従った
彼らに豊臣家の義心、忠節の性根があろうはずがないではないか
長い御講釈だ
西軍に回った宇喜多秀家、小西行長、石田三成、当地に来ている福島正則、更には加藤清正は譜代と言っていい
特に福島正則などは尾張清洲の桶屋のせがれで太閤の遠縁でずいぶん目をかけ二十代で大名に抜擢し今では尾張清洲で二十四万石を食み羽柴姓を授けられ羽柴清洲侍従という尊称さえ受けている
あの男につむじを曲げられてはかなわぬ
そのほうどもを呼んだのは、左衛門大夫正則のことだ
なにか左衛門大夫に下話をしてるか?
いえ
明日の軍議のことだ
と申しますと?
明日、わしは諸客将に敵につくか味方につくか問う
敵につくなら国許に帰って戦さ支度をせよ、邪魔立てはせぬ、というつもりだ
想像するに皆首を垂れ固唾を飲み黙りきってしまうであろう
自分から口火を切るものはいない
議場ではみな右顧左眄し目の色を伺い肚を探り合う
その時赤と発言する者があれば満場赤になり白と発言すれば白に走る
その瀬戸際が明日の評定である
されば口火役を作っておく必要がある
なるほど、弥八郎は膝を打った
その役目が福島左衛門大夫正則だ
あっ!弥八郎は大仰に驚いた
こ、これは気づきませなんだ
何故かわかるか?
そ、そこまでは
福島正則は太閤の血縁者で子飼いの大名で加藤清正と共に北政所から愛されている
もし、正則が口火を切れば、
左衛門大夫でさえも、と衝撃を受け、
諸将満堂鳴るが如く、徳川殿に御加担申し上げよう、となるに違いない
