海老フライ弁当♪ | WriteBeardのブログ

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海老フライ弁当♪

海老フライあったら

即買いやな

ふりかけは要らん


程なく後方の家康の本陣から陣貝、陣太鼓が鳴り渡り、伊右衛門が驚いて振り返ると家康の本陣が動き出した
西へ動く
徳川の旗本は三万二千、その人数が銃を撃ち矢を放ち武者押しの声を上げながら進む
その先頭部隊に石田三成の銃隊が一斉射撃を加え騎馬隊が突撃したためたちまち混乱状態におちいりしばらくもみあった
あっ!伊右衛門がうめいたのは
徳川兵団が崩れ始めたのである
後方で、ひくなっ!ひくなっ!
侍どもが叫ぶが先頭の崩れが波及して馬を立てることもできない
こ、これは敗けるかもしれぬ
伊右衛門は全身の毛穴が一時に縮むような悪感を覚えた
徳川軍は距離にして三、四丁潰走したがやがて中軍で食い止めその間十五、六分の出来事である
やがて正午になった
そのとき突然、天地の色が変ずるほどの驚きを伊右衛門は覚えた
異変が起こった
その奇現象は斜めにそびえる松尾山で起こった
山頂から山腹にかけて林立していた西軍小早川秀秋一万五千がにわかに北西に動き始めたのである

あ!裏切りか
小早川隊は一斉に山を駈けくだり銃砲を自軍の大谷吉継の陣地に向かって撃ち出した
さてこそ、金吾(秀秋)は裏切ったぞ!
この機を外すな、押せや!
ムチを上げ大谷吉継の陣を指し示した
潰走した徳川軍も内応を見て立て直し凄まじい勢いで進撃し始めた
戦勢は逆転した、一瞬の間だった
歴史はいま一変しようとしている
なんと皮肉なことであろう
小早川秀秋は秀吉の縁者で養子、資性貧者で笑い者になっていた男だが、歴史の重要な鍵を握っていたとは
何事ぞ!
小早川陣地で布陣していた西軍の朽木元綱、赤座、小川、脇坂までが矛をさかしまにして味方の大谷吉継へなだれ込んだのである
西軍大谷吉継は全滅し石田三成もよく戦ったが壊滅し宇喜多秀家、小西隊が崩れ島津隊も敗走し午後二時には戦いはまったく終わった
家康は関ヶ原の西端天満山の藤川の台地まで床几を進めここで首級を検した