鯵フライホタテフライにグラコロ♪
ここはどこ?
天、六郎太は言った
千代様は六郎太の供にて飛雲にお乗りあそばしています
天へ高く高く駆け飛んでおります
ああ、千代は微笑した
下界はどんどん過ぎてゆく
千代の心が光より速く飛んでいる
天は九つあると千代は聞いていた
その様々な天を巡りやがて金と朱と丹で作られた竜門のような楼門に着いた
ここはどこでしょう?
千代はトンと降りたってぼう然と辺りを見た
天は異様に濃い紫金色を帯びたえず光明がキラキラと旋回している
風が走ると音楽がさやかに鳴った
道を天衣の男女が行き交っていた
弥勒浄土でござる、六郎太が言った
六郎太はいつの間にか逞しい裸体の上に浄白の天衣を纏っていた
千代も纏っている、だけでなく耳、首、腕には宝石が煌めきただ事ではない
弥勒浄土の国王は弥勒菩薩である
千代は常々慕っている
弥勒は釈迦の死後、五十六億七千万年を経て地上に降り衆生を救うという仏でありそれまでの間はこの弥勒浄土で衆生のために日夜説法しつつあり、と言われていた
この弥勒浄土のことを別名、兜率天という
海抜三十二万由旬の虚空密雲の上にありその広さは八万由旬と言われている
この国での昼夜の長さは人間世界の四百年に相当し住民の寿命八万四千年という
六郎太、ほんとにここは弥勒浄土ですか
お疑いなさるなら、お手をおだし下され
こう?
千代は手を伸ばして六郎太に預けた
六郎太はそれを二つの掌におさめ、強く握った
あっ!
千代は声を上げ、くたくたと折り崩れた
身体が瑠璃光発して溶けるかと思われるほどの異常な感覚が走った、こころよい
千代はいま自分が何をしているかがわかった
この弥勒の国では男女は握手によりて淫事を行うということを知っていたのである
ここはどこ?
天、六郎太は言った
千代様は六郎太の供にて飛雲にお乗りあそばしています
天へ高く高く駆け飛んでおります
ああ、千代は微笑した
下界はどんどん過ぎてゆく
千代の心が光より速く飛んでいる
天は九つあると千代は聞いていた
その様々な天を巡りやがて金と朱と丹で作られた竜門のような楼門に着いた
ここはどこでしょう?
千代はトンと降りたってぼう然と辺りを見た
天は異様に濃い紫金色を帯びたえず光明がキラキラと旋回している
風が走ると音楽がさやかに鳴った
道を天衣の男女が行き交っていた
弥勒浄土でござる、六郎太が言った
六郎太はいつの間にか逞しい裸体の上に浄白の天衣を纏っていた
千代も纏っている、だけでなく耳、首、腕には宝石が煌めきただ事ではない
弥勒浄土の国王は弥勒菩薩である
千代は常々慕っている
弥勒は釈迦の死後、五十六億七千万年を経て地上に降り衆生を救うという仏でありそれまでの間はこの弥勒浄土で衆生のために日夜説法しつつあり、と言われていた
この弥勒浄土のことを別名、兜率天という
海抜三十二万由旬の虚空密雲の上にありその広さは八万由旬と言われている
この国での昼夜の長さは人間世界の四百年に相当し住民の寿命八万四千年という
六郎太、ほんとにここは弥勒浄土ですか
お疑いなさるなら、お手をおだし下され
こう?
千代は手を伸ばして六郎太に預けた
六郎太はそれを二つの掌におさめ、強く握った
あっ!
千代は声を上げ、くたくたと折り崩れた
身体が瑠璃光発して溶けるかと思われるほどの異常な感覚が走った、こころよい
千代はいま自分が何をしているかがわかった
この弥勒の国では男女は握手によりて淫事を行うということを知っていたのである
