夏合宿の資金集め。
講習会と称して、知人他の客を集めて、ヨットの試乗会を開催する。
OB、OG他の知り合いが、客を連れてくる。
わ~きゃ~♪
一般人はヨットなんか乗ったこともない。
1杯の船に5,6人乗る。
沈みはしないけど、かなりのオーバーウェイト。
セールもそんなにタイトには引かない。
レースのときは、全速力が要求されるので、セールもタイトに引く。
ぎちぎちにね。
クローズホールド。風上45度に登る走法。
ジブセール、メインセールをぎちぎちに引く。
セールの内側、外側に毛糸を張り付けている。
先っちょをボンドでくっつけて、その毛糸が風の流れを示してくれる。
風は振れる。一定じゃないからね。
毛糸が、表、裏を同じ流れで流れているときに揚力が生まれる。
ちょっと、ティラーを風上に向けると、裏風が入る。
セールの外側に裏風が入ると、揚力が生まれない。
ティラーを引いて、角度を落とすのだ。
でも、講習会はとりあえず、風で船が動けばいい。
海水浴は、海に漬かったり、日焼けをしたりが一般的だけど、
沖にヨットで出るというのはあまり経験しまい。
沖に出てみると、世間の喧騒的な戯言も忘れる。
聞こえてくるのは、キールが海を切る音だけだ。
しゃばしゃば~。
スキッパーもクルーも、接客業はしたことないので、ただただ
船を走らせるのみ。
でも、講習会に来た人たちは、それで満足。
言葉なんかいらない。
自分が海の上で、風の力で移動している。
海を走る。それで十分。