夏合宿は、基本練習が主体。
風上45度に進むのをクローズホールドといいます。
スキッパーが、ティラーを操作し、船を風上45°に向けていく。
ジブセール、メインセールともに絞り込む。
すると、セールの表と裏に流れる風に気圧の差が生まれる。
揚力である。2枚だから余計にね。
揚力って、飛行機の原理と同じ。風が流れるスピードが違うと、
気圧の差で飛行機を持ち上げる力、揚力が生まれる。
同じ原理を横にしたのがヨット。
風に対して、船は45°を向いているけど、揚力が、風上に上ろうとする
力が出てくる。
センターボードというのが、ヨットの中心にあって、470の場合は備え付け
スナイプの場合は、取り外し可能で、船が沖に出てから装備して、
下ろすわけね。
で、このクローズの走りの時には、センターボードを目いっぱい下ろす。
魚の胸鰭のようなもので、船に対してさらに45°で働く力の横の力を
消すわけです。
だから、風に向かって45度の角度で上れるわけね。
タック:
片側の45°だけなら、目的地にはつけない。さいならーバイバイ!になるわけ
だけど、タックという方向転換で、逆サイドの45°になるわけです。
このときの動作としては、クルーは、ジブセールを引きこみながら、
片足を真中に持っていく。
スキッパーは、ティラー(舵)を押すと、風上を回って、船が旋回する。
勿論、メインセールを引きこみながら。片足を真中に。
で、船がちょうど風上を向いた後に、風が逆になるわけです。
その時に、逆45°の角度にうまいこと船を持っていく。
クルー、スキッパーともに、フットベルトに足をかけ、ハイクアウト
するわけです。
セールに10cmくいらいの毛糸の風見を付けている。
この毛糸の流れで、風の流れをみるわけ。
ジブセールの上から下まで、数本の風見毛糸。表と裏に。
裏風ってあって、45°以上に風上に上ろうとすると、ジブセールの
裏側に風が入ってくるんですね。
これでは、風が乱れて、揚力は生まれない。
一番いいのは、表と裏のこの毛糸がきれいになびいていること。
でも、風は常に変化しているので、舵を取りながら、最大限に
風の高さを稼ぐのが、スキッパーの腕の見せ所。
裏風を入れないように。