「デッドフルストン、おすわり!」
だまれ! 犬扱いするんじゃねえ!
「デッドフルストン、おやつだよ~」
それチョコレートだろ! 殺す気か!
「デッドフルストン、お肉分けてあげる」
デグーは完全草食動物なんだよ!
「デッドフルストン、こっちおいで」
行かねえよ!
これが人間の女との日常だ。
もう数日が経過しているが、本当に苦痛で仕方がない。
だが、何度もゲージ外に出してくれるお陰で身体の扱いに慣れあの激高ステップも今では余裕で登れるようになっていた。
人間の女は本当に元気だ。
こちらがどれだけ拒否しても諦めずに接してくるが、如何せんデグーに関して疎すぎる。
自分の方が何倍もデグーに関して知っている。
……あれ、この知識は何であるんだろう?