加藤レディースクリニックは、卵巣がんの主治医が紹介してくれたクリニック。
「妊娠」は諦めていたので、体外受精はもちろん「妊活」自体の情報も調べてことがなく知識ゼロ状態でしたが、「最後の砦」と言われているようなクリニックなんですね。
5月28日の初診でやったことは大きく4つ。
- 尿検査
- 採血
- 旦那さんの精液検査
- 内診
KLCの初診で要した時間は3時間かかからないぐらいでした。
「不妊治療」について初心者ですが、加藤レディースクリニックの初診について紹介していきます。
KLC初診|いざKLCへ出陣!
平日15時から予約なので、それまでは会社で仕事をして14時30分頃に早退。
KLCは会社から徒歩で10分もかからない場所なので、のんびり歩きながらクリニックに向かいました。
普段見上げない空を眺めながら、「これからどんな試練が待ち受けているのだろうか...?」という感情になりました。
KLC初診|10階で受付
初診は、旦那さんも一緒に受診することにしたので、10階の受付で旦那さんと待ち合わせ。
先に自分だけ受付を済ませ、旦那さんが到着するのをソファーに座って待っていました。
当日の持ち物は4つ。
- 顔写真付きの身分証明書
- 健康保険証
- 戸籍謄本※1
- 紹介状※2
受付が終わると、『「KLCメソッドで始める不妊治療」加藤恵一・著』をいただきました。
体外受精についての情報をほとんど調べていなかったので、こちらの本はとても勉強になりました。
診察券を受け取り、診察券に記載された番号で呼ばれます。
KLC初診|尿検査
番号で呼ばれると、尿検査用のコップを手渡しをされます。
コップを持って尿検査用のトイレで尿を取り終えたら、トイレ内に設置された小窓を開けてコップを置いたら終了。
次に採血の順番を待ちます。コロナの影響なのかブログで見ていたほどは混んでいないように感じました。
卵巣がんで通っている大学病院の待ち時間が長いのに慣れているためか、そこまで長く感じませんでした。
KLC初診|採血
採血は手際よく上手でした。採血が上手い病院だと、安心感があります。
採血の後は止血用のテープを巻かれ5分経過したら、採血の入り口付近に置いてある絆創膏?に貼り替えて終了。
KLC初診|内診
尿検検査の結果は、「糖」が計測されておらず、
先生:「朝から何も食べていませんか?」
私:「はい、KLCに来るギリギリまで仕事をしていたのでお昼も食べれず...朝から何も食べていません。」
先生:「そうでしたか、ではこちらの数値は問題ないでしょう」
血が混ざっているようでしたが、そこは問題ないのかな?
診察
- 卵管が腫れていた(CTでは何もなかったので問題ないということになった)
- 水っぽいのが1週間ぐらい出ていた
- 不正出血
- おりもの増量
再び診察室へ
- 精液検査結果
- 血液検査の結果
- 内診の結果
精液検査の結果
全く問題なし。むしろいい状態らしい。
その結果を聞いて、旦那さんややドヤ顔しているかのように見えました...。(気のせいかもしれませんがw)
旦那さんはバツイチで小学生の子ども2人(前妻と生活)いるので、何も問題ないと思っていたので安心しました。
先生から、仕事の都合がつくようであれば、精子保存せず採卵に合わせて来院を勧められた。
嫁の卵巣と卵管がポンコツなので、精子は鮮度が高い状態で挑むことになりました(笑)
血液検査の結果
風疹の抗体があるのかなど後日検査結果が出る項目もありますが、今日のところは数値は問題なし。
風疹の抗体が低ければ、ワクチン接種する必要があるようなので移植は2ヵ月はできないとのこと。
2ヵ月は39歳にとっては貴重な時間なのよ!風疹の抗体あることを願いたい。
卵管水腫の疑い
卵管水腫の疑いがあるらしいので、MRIを撮ってきてほしいと言われました。
先生が丁寧に、卵管水腫は着床障害となること、卵管水腫だった時の治療方針など説明してくれました。
先生は、体の負担をなるべく減らしたいので卵管切除は最終手段で考えたほうが良いと言っていました。
卵巣がんになり開腹手術しているので癒着もあるので、たぶん手術するとしたら開腹だろうな。
あの痛みは今でも覚えているけど、抗がん剤治療の副作用の方が何倍も辛かったのでまだ耐えられるかな。
治療方法はあるらしいので、KLCを信じて乗り越えるしかない。
次回は、残りの血液検査の結果と、「卵管水腫」のMRIの診断結果について。
お会計
合計16,517円(税込)
<料金内訳>
- 初診料:3,097円
- TSH:1,430円
- FT4:1,430円
- TPOAb:1,430円
- 感染症セット1:8,030円
- 風疹抗体検査:880円
- Rh(D)血液型:220円