少し前の記事になりますが・・・
「元助役、関電子会社の顧問 30年以上にわたり報酬も受領(産経より)」 不正経理
元助役、関電子会社の顧問 30年以上にわたり報酬も受領
関西電力の役員らに多額の金品を与えていた、福井県高浜町の元助役は、
関電の全額出資子会社「関電プラント」と30年以上にわたって非常勤顧問
の契約をし報酬を受け取っていたという記事。
解説 顧問税理士の月次監査はどのようにおこなわれていたのか
大企業の場合は組織に税務申告まで作成する能力があります
顧問税理士の立場は?
決算だけというか
サインだけ
株主総会に顔を出すだけ
もっとしっかり見ていればどうだったか
先日も説明しましたが
おそらく国税OB税理士がついています
二階建てで・・・
聞いたことありますか
事件の真相はプロの元マルサの税理士がコメントしていますので
そこのコメントは控えますが
二階建てとは
一階に正規の顧問税理士が
二階は万一の備えとして顧問国税OB税理士が
たまに三階建てもありますが
もしかしたら昔調査にいった人かもしれません
よくあるんですよね
昔税務調査したとこを顧問税理士として関与とか
たまたまかもしれませんが
私は小心者でそんなことする勇気がありません
世間の皆様の意見を聞きたいです
普通の取引でしょうか?
もし私が仮に顧問税理士でついていたなら
不正の臭いがプンプンして
毎月コツコツ監査したいです
そいう人間でありたいです
不正は絶対許せません
監査のプロですから
一年かけたら全貌がわかる気がします
それだけでなく、同社は元助役と関係の深い高浜町内の建設会社に、
少なくとも1億5千万円の工事を発注していたとのことです。
「元助役は利益が相反する発注者、受注者の双方と親密な関係に
あったうえで、関電役員らに金品を渡していたことになる。」
解説 3密ですね
よくないですね
「顧問の報酬額は明らかにせず、「常識的な範囲」で支払っていたとだけ説明した。」
解説 顧問税理士として
きちんと監査しましょう
駄目なものは駄目といいましょう
この子会社はどういう会社か...。
「関電プラントは原子力発電所の発電設備の点検や修繕、火力発電所の
設備建設などを担う、関電の主要子会社の一つ。従業員約1400人、
平成31年3月期の売上高は530億円。
会長は関電役員出身者が就き、関電の八木誠会長が監査役を務めていた。」
解説 大企業の場合、全体像から見ていきます
問題がある箇所を見つけていきます
主要人物の略歴など
株主総会議事録、役員会議事録、社内会議議事録、
稟議書の綴り、稟議書タイトルリスト
さらりと見てピンポイントで
掘り下げていく
監査時間から逆算して
確認箇所の絞り込み
子会社の顧問から、3億円もの金品を、親会社の役員たちが
受け取っていたことになりますが...。
元助役、多くの事業所で「講師」 研修通じ関電と関係深める(産経)
「関西電力の役員らが福井県高浜町の元助役、森山栄治氏(故人)から
多額の金品を受領していた問題で、森山氏は関電の役員・幹部らの
社内研修の講師として長年、さまざまな事業所に関わっていたことが1日、分かった。
解説 社内研修の内容知りたいです
どんなことを学べるのでしょうか?
カリキュラムや研修資料を監査
森山氏は関電が発注する工事会社や警備会社で役員などを務める一方、
研修の場で関電幹部と関係を深めていた格好だ。」
解説 研修の場で深めていた
学ぶ場ではないでしょうか?
不正を学ぶでないですね
関電、金品受領問題審議せず ガバナンス不備認め謝罪へ(朝日)
「関電は一連の問題について、社外の弁護士らを含むコンプライアンス
(法令や社会規範の順守)やリスク管理、原子力保全など、社内のいずれの
委員会でも審議していなかった。
解説 弁護士との応答記録などみてみたいです
各委員会は金品を受け取った社長らが委員長を務める。昨年9月に社外の
弁護士らで組織した委員会の調査結果が取締役会に報告されていなかった
ばかりか、コンプライアンスなど必要な社内委員会での手続きも踏んでいな
かったことになる。」
解説 主要人物のスケジュールと会合メンバー
議事録などあるものとないもの
ないものはヒアリングします
議事録の形にします
関係する資料の作成者にも聞きます
「関西電力の経営幹部など20人が、高浜原発がある福井県高浜町の元助役
から金品計約3億2千万円分を受け取っていた問題で、菅原一秀経済産業相は
1日の閣議後会見で、独立した第三者機関で事実関係を明らかにすべきだとの
考えを改めて示した。」
キックバックに関する一般論と推測が書いてあるだけですが...
↓
国税は見ている。「カネが流れ出す原発」は関西電力だけなのか?(現代ビジネス)
解説 しっかり解説していますので見てみましょう
私は顧問税理士の監査の視点という角度から斬りこみます
「下請け会社を使ってカネを戻させるキックバックはよくある不正スキームだが、
ダミー会社が1社ならワンクッション、2社ならツークッションと呼び、
スリークッションやフォークッションも珍しくない。
たくさんのダミーを咬ませて、簡単に見つからないようにしているのだ。」
解説 取引関係者を末端の会社までのお金の流れ
発注者→一次→二次→三次→四次
また、枝分かれする流れ
全体像を把握します
施工体系図、安全教育日誌、作業員名簿
新規入場者教育記録
など不審者のあぶり出し
「関西電力の社長が記者会見で見苦しいとも思える言い訳をしていたが、
少なくとも工事代金の一部が還流してきているなら、バックされた資金は
電力料金に跳ね返って利用者が負担している構図であることは間違いない。
そもそも、民間事業なら多額の裏金を捻出できるような甘い見積もりはしないため、
工事代金を水増ししたと考えるのが普通だろう。」
解説 川上から川下まで
関係者の協力を得ながら確認します
水増しはわかりにくいです
でも最後に出口があります
末端に渡った先は
その人は仕事をしていないひとです
裏金をうけとる人や関係者だから
厳しく追及しましょう
国税だからできるのでは
ありません
皆さん、先ず顧問税理士として
しっかり監査しましょう
最近、方眼ノートを使い、思考の整理をしています
疑問がわいたら書き出しましょう
少しずつ整理しましょう
疑問が解消されるまであきらめないで
けっして加担すること
見て見ぬふりはやめましょう
不正を生まない仕事をしましょう