怒っている人の心理


実は怒りは「二次感情」と言われる。

二次ということは一次感情がある。


要するに怒りの奥底にはもう一つの

本当の感情があるということ。指差し


誰かが怒っている時

その人の心と向き合ってみると気づくことがある。


怒りって実は

「分かって欲しい」

「助けて欲しい」

「愛して欲しい」

その三つのどれかを訴えているってこと。


一次感情としては

分かってもらえなくて「悲しい」とか、

助けてもらえなくて「つらい」とか、

愛してもらいたいのにうまくいかなくて

やはり「悲しい」とか。

そういう気持ちが奥深くにある。


私が怒っている人本人へアドバイスをするなら


「自分の中の一次感情を探ってみて。

 そしてその一次感情を相手に伝えればいい。

 そうすればあなたの本当の気持ちは伝わるよ。

 コミュニケーションも円滑に進むよ。」


というアドバイスになる。


私が怒っている人を理解しようとこのブログを読んでくれている方へアドバイスするとしたら。


「怒りの感情に巻き込まれやすいのは分かるけれど

 本当は相手の感情は相手の責任であり、

 あなたの感情はあなたの責任なんだよ。

 あなたは相手の感情の責任を取る必要はなく、

 あなたがするべきことは

 あなた自身の感情への対処を適切にすること。」


そう。


他人の感情は他人の責任。

自分の感情は自分の責任なんだ。


課題の分離。


ちゃんと相手と自分の間に感情の境界線を引くこと。


そうして相手の感情にまで責任を取ろうとしない。

だってそれは相手の課題であって

あなたが代わりに解決してしまったら

相手の学びにならない。


あなたはあなた自身の感情と向き合う必要がある。


例えば「怒った相手が悪い」と

全て相手のせいにしてしまえば

あなたはもしかして楽かもしれない。

自分の課題と向き合わなくて済むから。

楽な方に流れてしまうと

全部相手のせいだということにして

逃げてしまうことができる。


でもそれでは成長することができないよね。

人とのコミュニケーションも

うまくいかなくなってしまうよね。


だから向き合おう。


怒った人は怒った人の課題があり、

怒られて傷ついたと感じた人にはその人の課題がある。


それぞれ別々の課題だよ。


それぞれがそれぞれの課題と向き合う必要がある。


では怒られて傷ついたと感じたあなた。

なんで傷ついたの?

相手のどんな言葉が心に刺さったのか。


その言葉はあなたの

コンプレックスであったり

自分で自分を責めている場所、

自分で自分を受け入れられない場所

だったりしない?


本当は、他人は自分を傷つけることはできない。

だって他人が何か言っても

あなたがその言葉を受け取らなければ

聞き流すことができるはずだもの。


他人の言葉で傷つくときは

他人の言葉を自分が受け取って

その言葉を自分が持って

自分で自分を傷つけている時だけなんだよ。


他人があなたを傷つけていると思っているけど

本当はあなたがあなた自身を傷つけているんだ。


そのことに気づいて欲しい。

なぜ自分で自分を傷つけているのか。

そこにはあなたの未解決な課題がある。

それは自分への無価値感であったり

大切な人への未解決な課題があり

やり残した後悔があったり。


だからそこに向き合って。

無価値感は自分が無価値感を抱いているんだって

気づいたら癒すのは早い。

その部分を愛するようにアプローチすればいいから。


そして大切な人との後悔がある場合。

今まだその人と繋がりがあり

やり残したことがあると感じるなら

自分の100%を相手に与える。

そうすれば結果はどうあれあなたは満足するはずだ。


そうやってちゃんと自分の課題と向き合うの。


怒っている人って実は人間らしい。

人間だし喜怒哀楽があって当たり前だよね。

人間関係はお互い様だと私は常々思っている。

そして私は人間関係はどんな関係だって対等だと考えている。


同じ人間同士、上とか下とかなくないかな?

人は一人として自分と同じ人はいないし、

だからどんな人からだって学ぶべきところはある。


それが上司だろうと部下だろうと

親だろうと子供だろうと

夫だろうと妻だろうと

先生だろうと生徒だろうと

国王だろうと平民だろうと

関係ないよね。


偏見とか先入観とかレッテルとか

そういうのを取っ払って

私はその人の本質を見る。

じゃないと本当のその人を見誤ってしまうから。

余計な先入観はいらない。

周りの意見よりもまずは自分の目や

自分の心で見た相手を信じたい。


私が昔アンチのような人達の言葉に苦しんでいた時

人の意見よりも自分の目で見た私を信じてくれた人がいた。

私はその時その人にどれだけ救われたかわからない。

だから私もそういう人でありたいと思った。


自分を偏見の目で見ないで

本質を見て信じてくれる人がいることは

どれだけその人の力になるか分からない。


だからね、もしも今相手が課題を抱えて解決中の人は

相手の乗り越える力を信じて待っていてあげてね。

自分を信じてくれる人がいるのは

本当にありがたく心強いことで。

その人の原動力になるから。

ただ信じて見守っていてあげて欲しい。


人はそれぞれ自分で乗り越える力を持っているんだ。

それはあなた自身にもある力。


何かハプニングがあった時はチャンス!

自分に向き合う機会が与えられたということ。

そしてあなたは自分と向き合い、

気づきを得て大きくまた成長していくでしょう。

するとそのハプニングにも感謝できるよ。

成長するための気づきを与えてくれたんだから。


成長した自分になると

人生が生きやすくなる。

自分に自信がつく。

人生が楽しくなる。

自分らしく人生を楽しんだり

輝きながら生きることができる。

喜びに満ちた世界になっていく!


そうすると怒ったこと、怒られたこと、

何もかもに感謝できる。

それらは気づきのきっかけに過ぎないから。


とらわれないで心軽く生きよう




終わり🔚



読んで頂きありがとうございました。

あなたの心が楽になる参考になれば幸いです。

あなたが心軽く毎日を楽しんで生きられますように。