2016年1月3日。
母が急逝しました。

僕が浜松に帰省中の、本当に突然のことでした。

31年間生きてきて一番悲しいです。


浜松を出て、東京で演劇という先が見えない世界に飛び込んだ僕のことを、
一番応援してくれたのは、紛れもなく母でした。

公演には、必ず東京まで駆けつけてくれました。
ブログやツイッターも毎日チェックしてました。
僕以外にも、劇団員、共演者、僕に関わった全てのみんなの活動もチェックし、応援してました。
そのためにパソコンを覚えたりもしました。


電話やメールもよくしました。

「本が書けねーよー」
「もうやめようかなー」
「カネが無くて電気停められたよー」

「執筆ファイト!身体には気をつけて!」
「この間、テレビで○○て舞台見たけど、ツトムの方が面白かったよー」
「誕生日おめでとう!ツトムの口座に1万円振り込んだから、なんかおいしいものでも食べなー」

決まって、僕がネガティブなことばかり言って、
母がポジティブに返してくれました。
 
 
そんな母が亡くなりました。
 
 
「ツトムくんの話は、お母さんからよく聞いてるよ!」
「お母さんに誘われて行った浜松公演、おもしろかったよ!」
「お母さんが舞台のDVD貸してくれて見たよ!」
 
葬儀や弔問に来てくれた母の友人、ご近所さん、はたまた自宅のガス交換に来ている作業員の方、
みんなが僕のことを知ってました。
 
感謝の気持ちと無念の気持ち、両方がものスゴイ大きさでやってきて、
僕は、ただただ泣くしか無かったです。



先日、四十九日を終え、母はお墓に納骨されました。
「一段落」とは、まだまだなれずにいますが、前を向くしかないですね。
 
 
誰からも愛され、誰をもを愛した。
そんな母の息子であることを誇りに思うと同時に、
まだまだ未熟な僕は、これを機にというわけではないけど、成長しようと思います。


明日から今年最初の舞台の幕が上がります。
母も、どこからかひょっこり見に来てくれると思います。


がんばりますね!