眠れないことにも意味がある | 堺市北区の鍼灸院(なかもず駅スグ)「女性専門鍼灸サロン ひすい堂」

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当院は『病気じゃないけど元気じゃない』気づいたら全身に10コ以上、原因不明の不調が出ている女性のための鍼灸院です。このブログでは、肩こり・腰痛・冷え性などの改善方法や、妊活のアドバイス、東洋医学を分かりやすくお伝えします。

この間、神戸のジャズ喫茶に行きました。会話出来ない程の大音量、ズンズン!!

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おじ様方が聞き入っておられました。男の隠れ家ね。

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日曜日の神戸の町は、人だらけ。観光客の方でしょうか、餃子屋さんの行列がすごかった。餃子とビール…酔っ払いじゅる。次は私も行こう。

 

春ですからね、皆さん街に出たくなりますね。

 

ルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンルン

 

春は肝の季節。

 

肝は、冬に溜め込んでいたエネルギーを、一気に巡らせて草木が芽吹くように、「発生」させる働きがあります。上に突き上げるエネルギーが強くなるので、活動性は増すんですが、自律神経が興奮してしまうお悩みも増えます。

 

ちょくちょくお聞きするのが、眠りの質が変わってしまうお悩み。

 

寝付きが悪い、夜中に目が覚める。

 

 

私、元不眠患者ですので、眠りにはうるさい。今でもちょっとした環境や精神の変化で眠りに影響出ますね。寝たい、ぐっすり寝たーい!

 

 

しかしながら。

 

「眠れなかった、どうしよう」

 

睡眠不足を全く気にしないのも考えものですが、不眠に悩む人は、逆にこの気にし過ぎ、焦りがよくない。眠る事へのプレッシャーが増すので、ますます眠りにくくなります。

 

 

絶対に8時間寝ないといけないわけではなくて、

個人によって、またその日の疲れ方によって、必要な睡眠時間って変わるんですよね。

 

大事なのは、昼間のパフォーマンス。眠気が無く、元気に動けていたらひとまず大丈夫、と思うようにしましょう。

(コーヒーなどで無理矢理覚醒させてる場合は除きますよ)

 

 

中途覚醒も、すぐ寝付けたら、あんまり気にし過ぎないことも大切です。

 

眠りの最中も、意識の波があって、実は一瞬目が覚めても覚えていない事が多いそうです。覚えてたら中途覚醒だし、覚えてなかったら熟睡。

 

逆にずっと起きていたつもりでも、一瞬寝てた、とかってあるんですね。意識の瀬戸際のことなので、わりと曖昧なものです。(マイクロスリープといって、この一瞬でも大切な睡眠なんだそうです)

 

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不眠の改善には、

 

●身体に「夜」だと認識させること

●身体を「安心・リラックス」させること

 

がとても大事です。

 

 

身体が昼だと認識していたら、活動モードになりますので、寝れませんね。

 

これはよく太陽の光をあびて、体内時計をリセットさせるのが有名な改善法ですが、それプラス、食事の時間、量、質をコントロールすることも大切なんです。人間の体内時計遺伝子は、食事で時間をリセット・調節する働きがあります。

 

「沢山の食事=活動性が高い時間」という認識になるので、朝抜いて夜どか食いをしていると、体内時計が後ろにずれるんですよ。これ時間栄養学ですね。長くなるので、次回書きます。予告しないと書かずに終わりそう…(;゚∀゚)

 

 

あと、安心・リラックス。これは、身体に「寝ても大丈夫」と認識させてあげることにつながります。眠っている時って、すごく無防備ですよね。敵が来たらやられる状態。

 

長期的なストレスや興奮状態が維持している身体というのは、「いつ敵にやられるかわからない状態」にあると錯覚しているようなもの。これでは命が惜しいから寝られないんですよ。すぐ逃げられるように、眠りが浅くなります。

 

長時間の仕事や考え過ぎなどであまりに頭を使いすぎると、実際に敵がいなくても、身体はこういうモードになってしまいます。身体としても、命を守るために良かれと思っての反応ですから、責めないであげてください(^_^;)

 

 

鍼灸で首回りの緊張を緩めたり、肝を調整するツボを使ったり、「降気作用」(頭に上ったエネルギーを下に引き下ろす作用)があるツボを使って調整して、身体に安心・リラックスを教えてあげると、眠りの質はぐんと改善出来ます。寝付きが良くなるし、朝までぐっすり眠れるようになるので、お悩みの方はご相談下さいね。

 

 

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あと、大切なのは、ものすごく大きなストレスを受けた際の不眠。

辛過ぎる出来事や、事故など、ショックな事があった後の不眠について。

 

これは、脳が記憶を定着させないように、わざと眠りを浅くします。

ここでぐっすり深い睡眠をとると、海馬に辛い出来事が鮮明に定着し、PTSDなどのフラッシュバックが起こりやすくなるのです。

 

だから、あまりに辛い事がある場合は、心を守るために眠れなくなるケースもあると、知っておいて下さいね。

 

ただ長期化してしまうと、体調への影響も大きくなるので、そういう場合は鍼灸をお試し下さいね。

 

 

 

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