良いお正月を過ごされましたでしょうか？
新年に寄せて、
私の人生の指針にしている、大好きな言葉をご紹介させて下さい
～ニーバーの祈り～
神様、どうか私にお与えください
変えられないものを受け入れる平静さを
変えられるものを変えていく勇気を
そして、二つのものを見分ける賢さを
この言葉に出会ったのは、私が19の頃。
その頃は、この言葉の意味がよく分からなかったんですが、
最近、これこそ悩み解決の本質だなぁと思うようになりました。
変えられないものをどうにかしようと必死で努力し、
変えられるものが何か分からず右往左往し、
疲れ果てている女性のなんと多いことか、と。
仕事、結婚、妊娠、出産、育児、
正解もなければ、キリもない中で、
何が変えられなくて、何が変えられるのか、
その二つのものを見分ける事が、現代ではとても難しいと思うんです。
私はこの二つのものを見分けるヒントとして、
「からだ」、「こころ」、「社会」
この３つに対しての知識とアプローチが必要だと思っているんですね。
なかでも、鍼灸師として思うのは、
やっぱり全ての軸は「からだ」だなぁということ。
「こころ」じゃないかって思いがちで、確かに大事なんだけど、
心を反映している身体、元気な心を作り出す身体という器こそ、
自分自身を一番表現しているんですよね。
こころは時に、意志や理性と混同されて、
「頑張れば何とかなる」「いつでも前向きに」みたいな
無茶な方向に行きがちなんです。
ですから、こころが辛い時ほど、
「どうすれば身体が元気でいられるか？」というアプローチの方が
上手くいくケース、多いんですよね。
「社会」はね、私たちは生きる場を冷静に知らなければと思うんです。
晴れなのか雨なのか、吹雪なのか、と。
台風の中、傘も差さずに歩くような事をして、
「前を向いて歩けば何とかなる」とか思ってちゃダメでしょ？って。
今、頑張ってる女性は、これ多くて、
治療目的も「台風にもめげない身体にして下さい」的な
ものだったりするんです(＞＜;)
そういう時は、
「いや、台風だから、出かけないようにしよう
」という所から始めたいんですよね。
今年は、女性に向けて、
この３つへのアプローチをどんどん発信していくつもりです！
今年もどうぞよろしくお願い致します(^O^)／
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