20代、私も動悸・胸痛で悩んでました。

先日、京都に行ってリフレッシュしてきました

しだれ桜は今が盛りで、とても綺麗でした。

今日は、自律神経の乱れで起こりやすい、動悸・胸痛の話。

忙しくなってきたり、精神的に余裕がなくなってくると、

動悸が激しくなったり、胸が痛くなってきたり、

そんな症状が起こる事があります。

まるで全力疾走しているみたいに

きっと、人生を自分の力以上に、全力疾走しながら

生きられているんだろうな、と感じます。

かくいう私も、20代前半の頃、動悸と胸痛に悩まされていました。

健康診断で不整脈と言われ、心電図を取ったけど、異常なし。

突然鼓動がトトトトトーーッと詰まるように打ったり、

ズキーンと心臓の辺りが痛くなったり。

思い返せば、しんどい仕事と慣れない学業に取り組んでいた頃。

雇われ先の院長に、「あなた、もうちょっと楽に生きたら？」なんて
言われたりしてて…。当時は、「ハ？何言ってんの」って感じでしたけど(^_^;)

あれもしなきゃ、これもしなきゃ。

常に目標と時間に追われ、タスクというハードルを飛び続ける生活。

努力をしなければ、負けてしまう、落ちぶれてしまう、と。

交感神経という、攻撃・戦いモードの神経が常に興奮していて、

身体がリラックス出来ない状態になっていたのです。

私の場合、職場を変わる事をキッカケに、
動悸と胸痛はさくっと無くなってしまいました。

頑張って、職場の空気に合わせようと頑張っていたのですが、
これはもう無理、合わないんだと見切りをつけました。
その選択は、大正解だったと今でも思っています。

鍼灸は、自律神経を整えて、動悸や胸の痛みなどの
症状を緩和してくれます。ですが私は、
痛みを消すだけで終わっていいのかな、と思います。

なぜなら身体の痛みは、もっと自分らしい生き方を
した方がいいって、教えてくれているからです。

「そんなに緊張しないで、怖がらないで。素のままで生きる事を」と。

自分の体力や気力以上に、常に全力で頑張らなければ、

自分は認められない、価値がない。

今のままでは、自分はダメだ。

心の奥にそんな思いがあると、人は不安で走る事を止められません。

そんな状態の人が、目指すべきゴールは、

果たしてどこなのでしょう。

身体に鞭打って、より頑張り続ける事なのか。

それとも、自分らしく生きられるよう、ハードルの設定を変えるのか。

そもそも、そのハードルは、いつ誰が決めたハードルなのか…。

そんな事を、一緒に考えてみませんか。

痛みや不調は、自分自身を知るキッカケなんです。

鍼灸治療を通じて身体と向き合い、自分の生き方を見つめる機会にして下さいね。

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