「下半身の服は、1枚だけではないですか？
重ね着していますか？」
「え？重ね着？」
と目を点にされる方が、結構多いです。
皆さん、「足が冷えて困るんです」とか、
「冬が苦手なんですよね」と言われますが、
「寒い部分を着込む」という概念をお持ちの方は、案外少ないんです。
いえ、その方が悪いというのではなくてね、
「そういう習慣がなかった」という人が多いんですよ。
冬のファッションは、冷え性製造スタイル
冬場のファッションって、大体上半身ばっかり着込むもの。
下着に、シャツに、セーターに、コート。
大体3～4枚、しかも温かい素材の物を重ねますよね。
ですが、下半身はというと、
ジーンズだけ。とか、タイツだけとか。
1枚。薄～～いぺらっぺら1枚。着ても2枚。
下半身、可哀想過ぎませんか（ｉДｉ）
冷え性の方の中には、
「上半身はのぼせやすく、下半身が冷えやすい」という
お身体の方が結構いらっしゃるのですが、
冬場のよくあるファッションというのは、
そういう方の不調を増長させてしまいます。
冷えやすい下半身を苛めているようなものなんですよね。
だから、「冷え性です」っていう人の中には、
実は冷え「性」じゃない人も結構いるんじゃないかと思うんです。
ただ単に、着てないだけっていう人。着たらあったまる人。
だって、冷え性じゃない人でも、
真冬に綿のＴシャツ一枚で外に出たら、
身体が冷え切ってしまいますよね。
その人を冷え性とは言わないでしょう？
だから、冷え性だとお悩みの人は、まず下半身を温めましょう。
外で北風に吹かれても、下半身や足が寒いと感じない位に
重ね着してみて下さい。
それだけでも、冷え性の辛さは今よりも大分軽くなるはずです。
治療の効果も全然違いますしね。
だって、
下半身薄着で冷やしながら来院
↓
鍼灸で温める
↓
また薄着で冷やしながら帰る
これって、超絶モッタイナイと思いませんか(笑)
是非、冷えにお悩みの方は、気を付けてみて下さいね。
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