2月に入り、もうすぐ立春ですが、
まだまだ寒さ厳しい毎日ですね
寒~いこの時期、多いのが「五十肩が治らない…」というご相談。
五十肩はとっても長引きやすい上に、寒さでも悪化しやすいんです。
五十肩(四十肩)は、肩関節周りの損傷や、炎症によって起こります。
放っておいても治るのですが、2年ほどかかってしまうことも。
2年も治らなくて痛み続けるなんて、たまりませんよね
肩の関節というのは、他の関節と違って、
動く範囲が圧倒的に大きいのが特徴。
肘が一方向にしか曲がらないのに比べて、
上にあげたり、後ろに回したり、ぐ~るぐる動きますよね
その分、付け根部分にかかる負担がとても大きく、
筋力が弱ってくる年齢になると、
痛みを起こしやすくなってしまいます。
そして、「自然と治る力」が弱まった状態なのが相まって、
非常に治りにくくなってしまうのです。
痛いところだけのマッサージや、電気治療で結果が出ないのは、
この「治る力」へのアプローチが足りていない事が多いです。
バランスの崩れた身体では、傷んだ所を修復出来ないのですね。
東洋医学的には、「痰湿」という、水はけの悪い身体や、
「瘀血(おけつ)」という極度の血行不良がある身体などは、
症状が非常に長引き、肩だけ治療したって、びくともしません
長引く痛みから解放されるには、きちんとした治療を受け、
肩部分はもちろん、全体を「治る身体」にしていく事が大切です。
鍼灸で、傷んだ部分をフォローしながら、
ご自身の「治る力」を高めましょう
お悩みの方はご相談下さいね(^-^)/