昨日、カラーセラピスト勉強会「シンボリズム2018」イエロー&グリーン平日&週末講座終了しました☆
初参加の方も、いつもの皆さまもありがとうございます^^
大地の色は何色?
講座では古今東西の神話・宗教・文学から受け継がれ・繰り返された色彩象徴をご紹介しています。
今回は、まずは皆さまに、
「大地」「豊かな大地」「(大地と対の)天国」
に対する「自分の色彩象徴」と「理由」をシェアしていただきました^^
「自分の」ですから、何色でもいいのです☆
おおむね…ですが、
「大地の色」は、平日はグリーン、週末はブラウンが多かったです^^
「豊かな大地」は、どちらもイエローが多かったかな。
大阪や栃木からご参加の方は、「ご自身の周辺の自然の色」が「カラーシンボル」になっていたり。
ご自身が「取得している知識」から、「大地はレッド」とおっしゃる方もいたり^^
わたしは好んで砂漠エリアに行っていたので、「大地はイエロー」のイメージがあります。
ニュージーランドに行っていた生徒さんは「大地はグリーン」のイメージをお持ちでした。
これは、「個人的な経験からイメージする、大地の色彩象徴」ですね。
このような個人(もしくはその地域・集団)が持つカラーシンボルが、特定の神話や宗教、思想内で繰り返し受け継がれる・受け継がれるほど普及すると…
聖母マリアの色はウルトラマリンブルー
といった、カラーセラピーの色の意味のベースになります。
皆さんが「自分の周囲の自然の色」「自分が取得した知識」「自分の経験値」から、様々な「大地の色」をイメージしたように、
「色彩象徴」は、「その国の風土・自然環境」「その時代の宗教・思想」と深く関連します。
今回は特に、「砂漠の画像」「森林や木の画像」をお見せしましたが、
・イスラム(砂漠)のグリーンがなぜ「楽園」の色なのか。
「砂漠の宗教だものねぇ~永遠のオアシスはそりゃ天国だわ~」
・中国(黄土)のイエローがなぜ五行で「中央」で「高貴」な色なのか。
「黄土と黄河の国だものねぇ。ど真ん中は黄色よね~」
などイメージ展開できると、カラーセラピーに必須な「直観力」「連想力」を鍛えることにもなりますよ☆
イエローとグリーンのコンビネーション
未来が今回のお題カラーです^^
豊かな土壌(イエロー)から地上に突きあがる再生のグリーン
こちらの未来は逆バージョン。
太陽の恩恵(イエロー)に照らされた、豊かな大地(グリーン)
偶然、お2人が未来にイエロー&グリーンを置いてくださっていたので…
イエローとグリーンの組み合わせって、(見た感じも)すごくナチュラルじゃないですか?
例えばクリア&クリアやクリア&マゼンタと比べると(←2本が悪いわけじゃないです)、
太陽の黄色と植物の緑のハーモニー
は、DNAレベルで人間にとって馴染み深くナチュラルな組み合わせと言いますか(笑)
ファーストのドミナント(Sグリーン)と
セカンドのドミナント(イエロー)もそうですね。
レッド&オレンジの炎のような「苛烈な強さ」ではなく、ブルー&バイオレットの「手の届かない天空」の色でもない。
大地に根付いた伸び伸びとした成長や繁殖、希望や期待、豊かさや自信を想起させます。
こういう象徴性を直観的に拾い、
「そんな色を、この位置に・自分で選んでいるということは…」
と、意味性をクライアントさんに言語化して伝えるのがカラーセラピストの役割です^^
(言葉に変える「象徴の根拠づけ」を学ぶのが、カラーシンボリズム講座ですね)
カラーハーモニー2ペアに気を取られてましたが、
ファースト&セカンドのドミナントに太陽と植物が。
シンボリズムの講座は、古くはメソポタミア・エジプト神学からピックアップしてますが、例えば、植物の生命力・再生のパワーを信仰する樹木信仰は、
「そういえば、うちの近所の神社が樹齢○○年の木を祭ってる」
「そういえば、近所の木を切るときに、お祓いするって騒いでた」
と講座中に「思い出す」生徒さんも多いほど、現代日本人の身近にも息づいています。
(その植物の生育に欠かせないのが「太陽」)
皆さんの身近にも実はある…けど、普段意識していないシンボリズム、アミニズムとも繋げて、
「カラーセラピーの色の意味の理解」
「セッションでの応用・活用」
に役立てていただけたらいいな~と思います^^
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カラーセラピーサロン&スクール(カラーセラピー&リュッシャーカラーテスト養成講座)
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