熱田神宮その2です~

 

ご本殿を参拝し、こころの小径を歩き

社務所でおみくじと御朱印を頂いた後に

神宮敷地内の南側に祀られます別宮に参拝致しました。

 

別宮 八剣宮

  

創建 708年(和銅元年)

本殿の創建後あまり期間を置かず(500年後とか)建てられたようです。

その頃は、前回書いたようにまだ地形が岬の状態ですね。

 

個人的な疑問は

本殿から同じ敷地内で歩いていける距離に同じ神を祀る理由です。

公式HPによると

新たな剣を鋳造して祀ったとのことですので、

神さまは同じでもご神体は草薙剣ではなくて

ちがう剣ということです。

 

だから納得なのですが

ご神気の感じが本殿とは異なる感じがしました。

 

織田信長、徳川家康、徳川綱吉など錚々たるメンバーの社殿修造の記録が残っている

そうで剣の力のご加護を祈念したのでしょうね。

 

摂社 上知我麻神社(かみちかまじんじゃ)

八剣宮向って左の摂社です。

創建 不明

 

御祭神 乎止與命(おとよのみこと)

 

オトヨノミコトは古墳時代の日本の尾張の地域の国造です。
今でいう県知事みたいな

この地域を治める大地主さんですね。

確かにこのお社は他とはちがって落ち着いた雰囲気。

 

最初、読み方がわからなかったのですが

かみちかまと読むようです。

ちかま→千竃といって千の釜となることで塩づくりが

結びつきます。

となると海岸沿岸にたっていた熱田神宮ですので塩づくりが

無事に行えるようにかつての偉大な権力者に祈ったとも思えます。
私の勝手な推測ですが

歴史ロマンだったりしますね~💛

 

こちらの神社がいつどのようにこちらに建立されることになったかは

一切不明とのことです。

 

さらに熱田神宮の敷地内を南東へ進むと。。

 

南新宮社(みなみしんぐうしゃ)

創建 1000年もしくは1023年と伝承

御祭神 素戔嗚尊

 

今の大河ドラマの時代、10世紀末頃から一条天皇の時代に疫病が流行り(ドラマでもありましたよね~)

京都で疫病退散の祈祷の流れをうけて、この熱田神宮でも

スサノオ(ゴズテンノウ)を祀ることになったみたいです。

牛頭天王といえば京都の八坂神社で、愛知だと津島にも牛頭天王が祀られていますが

祇園祭と看板に記載されているので、八坂神社からの勧請と言われています。

神宮内唯一の丹塗りのお社です♪

 

孫若御子神社(ひこわかみこじんじゃ)

創建不明

御祭神 天火明命(あめのほあかりのみこと)

 

アメノホアカリノミコトは一宮市の真清田神社の御祭神です。

神名に火があるように、明るく燃え盛る太陽神を意味しているようです。

 

尾張国を治めた尾張氏の始祖で

アメノオシオノミミノミコトの御子神で古事記ではニニギノミコトの兄神となります。

日本書紀ではニニギの御子神となっているようです。

他に

アメノホアカリとニギハヤヒという神が同一か否かという議論も興味深いです。

答えが出ないのも歴史ロマンですよね♪

お社の名前が御子とあるけど、どちらの神さまの御子として命名したのだろうとか。

 

 

日割御子神社(ひさきみこじんじゃ)

創建不明

御祭神 天忍穂耳尊(あめのおしほのみみのみこと)

 

アマテラス大神の御子神で神武天皇の高祖父とされています。

こちらの御子はアマテラスの息子という意味かなと思います。
日割は干崎ひさきと言われていたことからということなので

海岸線に建てられていた名残なんですね。

 

ということは、別宮周辺は尾張氏のゆかりの神さまが
ファミリーの団結のように建てられている感じですね♪

すごい✨

 

~あとがき~

 

あつたnagAyaさんが いよいよ9月6日にオープン!

 

 

楽しみ~😆✨