愛知県 小牧市 児神社と尾張白山神社に行ってきましたニコニコ

 

尾張白山(224m)は尾張富士、尾張本宮山とあわせて尾張三山と呼ばれている山です。
都市部に近い低山で木々に囲まれた森はふれあいの森として整備され軽くハイキングを楽しめます。

山頂には白山神社が鎮座されており

山の南側の展望が良く、小牧市の市街地や名古屋市の市街地も見渡せます。

 

ちょっと初夏の森の空気が吸いたくて

山頂の尾張白山神社をめがけて出かけました♪

 

道中、山の中腹に鎮座されます「兒神社

 

住所:小牧市大山411外

 

現在、正式には兒社(ちごのみや)というようです。

 

鳥居の前には駐車場とトイレが設置され参拝しやすく整備されていました。

小牧市の史跡のようでもあります。

 

 

 

境内には神仏習合の名残でしょうか

大山廃寺跡という看板が立っています。

 

主祭神:天照大神、少彦名神、または多聞童子、善玉童子、禰宜

 

拝殿

 

何となく、、ピンと張りつめたような感じがします。

 

 

本殿左横に地元の神さまが祀られていました。
この神さまがこのお社を守っていらっしゃるようです。
すごく優しい感じ♪

 

主祭神として祀られております多聞童子、善玉童子、禰宜は

かつては修行僧でした。

 

この神社の境内に残る屋敷跡は

正式名称「大山峰 正福寺」として「西の延暦寺 東の大山寺」といわれるほど隆盛を極めていました。

延暦寺と並ぶというのは多少盛っているような気がしなくもないですが

それほど栄えていたということですね。

 

1152年 延暦寺と三井寺との法論の抗争(天台宗の山門寺門の争い)に巻き込まれて、

大山寺の一人の僧と稚児僧2名が殺害されてしまいました。

 

まず。。。公式HPには延暦寺の僧に殺されたと記載がありますが

WIKIには三井寺の僧だと書かれています。

 

このことについて詳しく、興味深い記録を拝見しましたので

興味のある方はご覧下さい

小牧市 東部丘陵地帯に存在していた 大山廃寺についての覚書

 

その後、当時の天皇である近衛天皇が身体が弱く

またその当時平安末期は呪詛合戦の円熟味を増し、なにかあれば呪詛を疑う世で

体調をくずした天皇を陰陽師が占い

大山寺の3名の御魂を慰霊することを告げられたそうです。

 

これが兒社の起源のストーリー。

だからちょっと厳かな雰囲気だったのですね。

 

多聞童子、善玉童子は二人の稚児僧

禰宜は修行僧と思われます。

 

普通に考えて、仏教僧なので信仰する宗派で祀ったらいいのではないかと思うのですが

天皇の勅命なので神社になったのでしょうか??
当時は神仏習合で区別があまりなかったようなので

そこは気にすることでもないのかな???

 

 

 

本殿前の狛犬さん。

こちらもなんだか可愛い♪ 耳が小さくてまるで猫のようです。

そして両方ともお口を開けております、、、なんでかな??
 

まだまだ色々な謎があり、深い歴史の跡が残されているような

魅力を感じるお社です。

 

大きな力に翻弄された人の歴史に思いを馳せて。。

 

兒社から車で2分のとことに白山神社への駐車場があります。

駐車場から結構な岩道を歩くのでスニーカー必須でした。
歩いて10分くらいかな。

 

 

尾張白山の頂上です。

尾張白山神社

主祭神 菊理媛命、伊邪那岐尊、大己貴尊、日本武尊、大山祇命、事代主命

 

古代から山岳信仰の対象となっていたようです。

社殿には磐座があるとのこと。

 

森の中を歩いていると本当にさわやかな空気を感じて

素敵なパワースポット発見した!という喜びがありました照れ飛び出すハート

 

ここは夜景が綺麗で有名なスポットなのです♪

今度は夜景を見に来てみたい✨